台風9号接近中!!

台風9号(レーダー降雨ナウキャスト 2007年9月6日19時40分 気象庁)

5時半に退社するときは、まだ雨は降ってなかったのですが、駅を降りてスーパーで夕食の材料を買い込んでいる間に本降りになりました。

レーダーでも、台風本体の雨雲が首都圏におしよせてきたことが分かります。目もしっかり映っています。今夜半に上陸して、関東を縦断していく見込みです。はたして無事に通過してくれるでしょうか?

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「優しさとぬくもりの政策」と言われても…

安倍首相が所信表明演説で、参院選大敗の「反省」を踏まえ、改革に伴う「影」の部分にたいして「優しさとぬくもりの政策」を表明することに。

しかし、「美しい」とか「優しさとぬくもり」とか、こういう正体不明の感覚的表現が一番気持ち悪いんですけど…。

“改革の影に光”所信表明へ(NHKニュース)

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見てきました 「子どもは天才!」写真展

Kids Photographers 子どもは天才!

以前紹介した、横浜市立盲特別支援学校の生徒たちが撮影した写真展「Kids Photographers 子どもは天才!」を、ようやく見てきました。

横浜での写真展を見逃してしまい、残念に思っていたのですが、好評だったということで、9月12日まで、日比谷三井ビルディング1階のフォトエントランス日比谷でも写真展が開かれています。

↑上は、会場で買ってきた写真集の表紙。永井咲生ちゃん(小2)が写した弟の写真ですが、彼女が弟のことをどんなふうに思っているか、素直に伝わってくるほほえましい作品です。

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政治資金を「ルーズにやっていた」では困るんですが…

安倍改造内閣は、「政治とカネ」の問題で引き続き御難続きのようです。

高村防衛相は、支部から高村氏本人への「寄付」とされていた900万円が、「費目の付け間違い」で、ほんとうは「組織活動費」だったというもの。しかし、単純なミスというけれど、記載は1回だけのことではなく4月と12月の2回。2回とも、たまたま偶然ミスをした、というのは出来過ぎた話のようにも思えるのですが。

他方、鴨下環境相のケースは、資金管理団体が鴨下氏から借金したことになっているのに、鴨下氏の資産報告書では貸したことになっていないという怪。しかも鴨下氏は、記者の質問に答えて、「寄付や貸付はルーズにやっていた」と発言。しかし、1000万円の金がどこから入ったのか「ルーズ」じゃ困るんですが…。

高村氏の場合も、「組織活動費」といっても、その900万円を高村氏が何に使ったか領収書があるわけじゃないので、実際どう使われたかは不明です。その意味で、議員にお金を渡したらそれっきりという点では、寄付も組織活動費も同じ――だからこそ、事務方が寄付と間違えたのでは? というのは勘繰りすぎでしょうか。

高村防衛相、収支報告書の費目訂正 05年の900万円(朝日新聞)
鴨下環境相の資金団体、借入金800万円食い違い(日経新聞)

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台風接近中

雨上がり。葉っぱのうえに雨粒が残っています

台風9号の影響で、東京は、昨夜から雨模様。今日も、突然スコールのように猛烈な雨が降り出して、一時は新宿の超高層ビルが見えなくなったほどでした。

台風の雨なので、雨が上がっても、ちっとも涼しくなりません。湿気をたっぷり含んだ生暖かい空気で、肌がべとべとします。

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偽装請負、国会で実態解明を

民主、共産、社民、国民新党の野党4党が国会対策委員長会談で、御手洗冨士夫キヤノン会長(日本経団連会長)の参考人招致を求めていくことで合意したそうです。

偽装請負の実態解明が目的とのことですが、単純な“犯人”探しや議員のスタンドプレーで終わらせず、また御手洗氏に限らず広く参考人を呼んで、偽装請負などの実態解明と適切な規制のために議論をつくしてもらいたいですね。

御手洗氏の参考人招致要求、野党方針(NIKKEI NET)

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伊東光晴氏、関志雄『中国を動かす経済学者たち』を評す

日曜日(9/2)の「毎日新聞」の書評欄で、伊東光晴氏が関志雄『中国を動かす経済学者たち』の書評を書かれていましたが、なかなか的確な書評だと思いました。

で、この書評で、伊東光晴氏は、「理解できない」「わからない」を連発されています。たとえば

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7月の現金給与、1.9%減―8カ月連続のマイナス

厚生労働省の毎勤統計によると、7月の現金給与は前年同月比1.9%減で、8カ月連続の減少となりました。基本給(所定内給与)0.2%減だけでなく、これまで増えていた残業代(所定外給与)が0.2%と減少に転じたことが特徴。さらに、ボーナス(特別に支払われた給与)は5.8%の大幅減となっています。

その一方で、経済産業省の「法人企業統計」によると、今年4-6月期の全産業の経常利益は、前年同期比12.0%増の16兆2396億円。こちらは、20期連続(つまり5年間)の前年同期比増で、労働者の現金給与減と対照的です。

7月の現金給与総額、8カ月連続で減少・厚労省(日経新聞)
経常増益最長の20期連続、「いざなぎ」超える・法人統計(日経新聞)
設備投資4.9%減、17期ぶりマイナス(日経新聞)

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派遣給与の天引き、マイワークでも

人材派遣会社が「一日派遣」の労働者の給与から「保険料」「データ管理費」などの名目で天引きを行なっていた問題。これまでに、フルキャスト、グッドウィルで問題になっていますが、マイワークでも同じように、「保険料」名目で1回の派遣につき250円ずつ天引きしていたことが明らかになりました。

賃金の天引き マイワークでも(NHKニュース)

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改造1週間で遠藤農相辞任へ

遠藤武彦農相がが理事長を務めている共済組合が災害保障金を不正受給していた問題で、農相が辞任へ。

改造内閣発足1週間での閣僚辞任、トホホ内閣です。

遠藤農相、3日に辞表提出 安倍改造内閣に大打撃(中日新聞)
坂本外務政務官も辞任 領収書を二重計上(東京新聞)

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選挙で負けても消費税増税を言い出す人たち…

参院選で大敗して1カ月しかたってないのに、早くも政府・自民党関係者からは、消費税増税の話が飛び出してきました。

額賀財務相:「基礎年金の財源には消費税1%分が必要」(毎日新聞)
税制の抜本改正、与謝野官房長官「そろそろ議論を」(読売新聞)

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張藝謀「紅いコーリャン」

映画「紅いコーリャン」

新宿K’s cinemaで、張藝謀(チャン・イーモー)監督の初監督作品「紅いコーリャン」(1987年)を見てきました。もう20年も前の作品、空いてるだろうと高をくくっていたら、84席しかない映画館で受付番号74番…。ほんといっぱいのお客さんでした。(今年10本目)

映画については、あらためて説明の必要もないかも知れませんが、いちおう…。

1920年代の中国。貧しい農民の家に育った18歳のチアウル(コン・リー)は、ロバ1頭と引き換えに、親子ほど年の離れた男の許へ嫁ぐことに。嫁入りの日、チアウルの乗った輿がコーリャン畑の中で襲われるが、ユイ(チアン・ウェン)がとっさにチアウルを助ける。これが2人の劇的な出会いとなる。

チアウルは、嫁いだ直後に夫は行方不明となり、住み込みの羅漢などの協力をえて酒造りを続ける。そこにユイが現われ、2人の間に子どもが生まれる。しかし子どもが9歳になったとき、村に日本軍が現われる…。

映画は、冒頭のシーンから、すでに「紅」の色が鮮やか。さらに、輿に乗ったコーン・リーの艶めかしいこと。(^_^;)

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ゆる〜〜いストーリーで… 「長江哀歌」

長江哀歌(エレジー)ポスター

今日は「映画の日」ですが、実は、昨日、中国映画「長江哀歌(エレジー)」を日比谷のシャンテシネで見てきました。久しぶりの映画でした。(今年9本目)

舞台は、中国の長江・三峡ダムでやがて水没してゆく街・奉節(フォンジェ)。そこに、16年前に別れた妻と娘を訪ねて、山西省から1人の男韓三明(ハン・サンミン)がやってくる。しかし、16年前に教えてもらった住所はすでに川の底。男は、仕方なく奉節の街で解体作業で働きながら妻と娘を捜すことに…。他方、沈紅(シェン・ホン)は、三峡の工場に働きに来て2年間も音信不通になっている夫を探しに、やはり山西省からやってきた。しかし勤めているはずの工場にはすでに夫の姿はない…。

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失業率は下がったが雇用増の中身は…

7月の完全失業率が発表。前月比0.1ポイント減(季節調整値)で、2カ月連続で改善。

しかし、同時に公表された「労働力調査詳細結果」(4?6月期)によれば、前年同期比で、正社員29万人増に対し、非正規84万人増ということで、依然として非正規雇用が増えています。

「正規の職員・従業員」・「非正規の職員・従業員」の対前年同期増減及び「非正規の職員・従業員」の割合(労働力詳細調査2007年4-6月期平均)
「正規の職員・従業員」・「非正規の職員・従業員」の対前年同期増減および「非正規の職員・従業員」の割合(労働力詳細調査2007年4-6月期平均)

7月の完全失業率、3.6%に改善・有効求人倍率は横ばい(NIKKEI NET)
労働力調査詳細結果(速報)平成19年4?6月期平均結果の概要 (総務省)←PDFファイルが開きます。

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