一昨日から、遠山茂樹先生の『福澤諭吉』(東大出版会)を読み始めています。初版1970年で、「近代日本の思想家」シリーズの1巻として出版されたものです。シリーズで最後まで未刊となっていた『吉野作造』(松本三之介著)が、来春いよいよ刊行されるということで、既刊分も一括復刊されました。
仕事との関係で、いろいろと日本近現代史の本を勉強しています。福澤諭吉については、これまでまともに勉強したことがありません。しかし、彼をどう評価するかは日本の近代化をどう考えるかという点にもかかわる大事な論点なので、少し勉強してみたいと思います。