小沢氏がアフガニスタンISAFへの参加を打ち出したのにたいして、民主党内からは異論続出。……のようです。
“ＩＳＡＦ参加”党内で賛否
[NHKニュース 10月10日 6時37分]民主党の小沢代表が政権を獲得した場合、アフガニスタンに駐留するＩＳＡＦ・国際治安支援部隊への参加を実現したいという考えを示したことに、党内では執行部を中心に小沢氏の見解を支持する意見がある一方「海外での武力行使につながる」として、批判的な意見も出ています。
民主党の小沢代表は９日発売された月刊誌で、インド洋での海上自衛隊の給油活動を憲法違反だとしたうえで、政権を獲得した場合には、アフガニスタンに駐留するＮＡＴＯ・北大西洋条約機構を中心としたＩＳＡＦ・国際治安支援部隊への参加を実現したいという考えを示しています。これについて民主党では「ＩＳＡＦの活動は、国連の決議による集団安全保障であり、日本が参加することは憲法に抵触しない」などとして、執行部を中心に小沢氏の見解を支持する意見が出ています。
その一方で中堅・若手議員からは「ＩＳＡＦの活動は戦闘行為に巻き込まれることもあり、自衛隊の海外での武力行使をつながる」といった批判的な意見や「海上自衛隊が行っている給油活動より危険性が高く、国民の理解が得られない」という懸念が出ており、今後、党内で議論を呼ぶことも予想されます。
民主党内での異論続出といえば、こんな問題も↓。もちろん、国会議員の資金管理団体が収益を上げる、などというのは、法律の想定をぶちこわすもの。許されてよいはずはありません。
小沢代表団体の家賃収入問題、民主内で擁護と異論（NIKKEI NET）
小沢代表団体の家賃収入問題、民主内で擁護と異論
[NIKKEI NET 2007/10/10 07:03]民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」が政治資金で購入した物件で家賃収入を得ていた問題が9日、民主党内に波紋を広げた。
鳩山由紀夫幹事長は同日、都内で記者団に「ただで貸すというのであればかえって疑わしい話になる。もうけたいという発想ではなく総務省も了承していると聞いている」と述べ、法的に問題はないと強調した。ただ党内からは資金管理団体の巨額の不動産所有を巡り「やましいことがなくても疑いが持たれた以上、処分した方がいい」（中堅）と懸念する声が出ている。