沖縄戦での軍による「集団自決」強制の記述を削除させた教科書検定について、渡海文科相は、検定意見の撤回拒否を明言。多少の表現修正でお茶を濁すつもりらしい。
他方で、教科書検定の「部会」議事要旨の公開について検討を開始したようだが、これはあくまで次回以降のこと。今回の検定については、撤回もしなければ公開もしない、開き直ったまま逃げ切りをはかるつもり。
沖縄戦での軍による「集団自決」強制の記述を削除させた教科書検定について、渡海文科相は、検定意見の撤回拒否を明言。多少の表現修正でお茶を濁すつもりらしい。
他方で、教科書検定の「部会」議事要旨の公開について検討を開始したようだが、これはあくまで次回以降のこと。今回の検定については、撤回もしなければ公開もしない、開き直ったまま逃げ切りをはかるつもり。
「琉球新報」に、高校歴史教科書検定の「審議会」の「日本史小委員会」の委員の証言が載っています。それによれば、「小委員会」での委員による審議の場に、文部科学省の職員である教科書審査官が出席・発言しているとのことですが、それはたんに質問に答えて発言するというようなレベルでなく、実態として、委員だけによる審議はおこなわれていない、というのです。
ということは、「検定調査審議会」なるものは、独立の機関でもなんでもないということ。また、審査官が意見を言って、沖縄戦「集団自決」記述が削除されたのだから、これこそ「政治の介入」そのものだ、ということです。
今月1日、沖縄で、米兵の息子による女性暴行事件(強姦致傷)が発生していました。犯人は9日に逮捕されましたが、10日に帰国するつもりで荷造りもしていたというから、ほんとにきわどいところでした。
エクアドルにかんするニュースを2つ。
エクアドルの憲法制定議会選挙で、与党(左派)が優勢に。“21世紀の「社会主義」”をめざす憲法改正が進められることになりそうです。また、外国石油会社の余剰収入について国が受け取るシェアが99%に引き上げることに。
首都圏のJRや私鉄、地下鉄の駅で、自動改札機の電源が入らないトラブルが続出している、そうな。
特定メーカーの自動改札機だけだそうで、たぶんプログラム・ミスか何かが原因でしょうが、電源が入らなくなるなんて、たぶん予想もしてなかったでしょうねぇ。(^_^;)