安倍前首相が提唱して設置された「美しい国づくり」推進室。半年間に2回会議を開いただけで、4900万円も支出していたことが明らかに。
結局、「美しい国」とか言いながら、好き放題にムダづかいしていただけ。専任職員5人、民間出向者4人は、いったいどんな仕事をしたのかな?
美しい国会議は「無駄」 4900万円支出で首相
[東京新聞 2007年10月17日 22時15分]福田康夫首相は17日夜、安倍前政権が提唱し内閣官房に設置、9月に廃止された「美しい国づくり」推進室が半年間に約4900万円を支出したことに関し、「会議をやっただけでそれだけのお金はちょっと高すぎる感じがする。無駄だということ」と批判した。官邸で記者団に答えた。
政府は16日の閣議で、経費の内訳は「事務所費3100万円、人件費1600万円など」、人件費の支払い対象は「専任職員5人、民間出向者ら4人」などとする答弁書を決定。喜納昌吉参院議員の質問主意書への答弁書。
推進室は有識者による「美しい国づくり」企画会議の事務局で、同会議も2回開催されただけで解散した。(共同)