民主党の「憲法提言」は、2005年10月31日に同党の憲法調査会で承認されたもの。小沢代表のISAF(国際治安支援部隊)への自衛隊派遣発言を念頭に、あらためて読んでみました。
月別アーカイブ: 2007年10月
古賀・遺族会会長、あらためてA級戦犯「分祀」を唱える
日本遺族会の会長でもある自民党の古賀誠選対委員長が、あらためてA級戦犯の「分祀」が必要ではないかとの考えを示した。
分祀の必要性 古賀氏が強調 「靖国」のA級戦犯(東京新聞)
A級戦犯分祀必要性を強調 古賀氏、講演で(北海道新聞)
古賀氏、A級戦犯の分祀に期待示す(TBS News-i)
まだまだ続く偽装請負
偽装請負に対する指導、告発が絶えません。この間、ニュースで流れたものをピックアップしてみました。
労災死亡事故で偽装請負が発覚 TOTO滋賀工場(朝日新聞)
NTTコムウェア西に立ち入り 偽装請負で大阪労働局(朝日新聞)
現在動いているPlugin
本家版WP2.3にアップグレードしていろいろ試している最中ですが、とりあえず現在無事に動いているPluginのご報告まで。
これじゃ、思いやり予算じゃなくて「たかり予算」
米軍が、「思いやり予算」をめぐる交渉で、日本側に光熱水料の大幅負担増を求めていることが明らかに。
軍事負担増が理由というけれど、それはアメリカが勝手にやったこと。日本が負担を増やす理由にはなりません。
キヤノン御手洗会長は「偽装請負の率先解消を」
日商の山口会頭が、日本経団連の御手洗会長にたいして、偽装請負を「率先して解消すべき」と発言。
こんなふうに日商会頭が日本経団連会長を批判するのは、9月に、キヤノン宇都宮光学機器事業所が偽装請負で栃木労働局から是正指導をうけていたから。民主党、共産党など野党4党が、偽装請負問題で御手洗会長の国会参考人招致を求める方針を明らかにしているため。財界トップの国会招致という”不祥事”を避けるため、山口会頭が、招致される前に問題を解決すべきだとコメントしたもの。
偽装請負で指導急増!!
2006年度の偽装請負関連の指導件数は2646件で前年度の2.7倍に急増。労働者派遣法違反での指導件数も73.5%増の6281件。
いろいろ違反も増えているのかも知れませんが、それ以上に、請負労働者のみなさんの運動や社会的な批判の高まりで、厚生労働省が取り締まりを強化したことが反映した数字だと思います。しかし、これでもまだまだ”氷山の一角”。日本企業の”ルール”のなさには呆れてしまいます。
コマツが偽装派遣
建設機械メーカー・コマツが、「偽装派遣」で大阪労働局の指導を受けていたことが明らかに。
もともと、請負業者と請負契約を結んでいたのに、それを「出向契約」に切り替えたうえで、なおかつその請負業者の社員でない人間を「出向」と称して受け入れていたというもの。業務請負では現場で指示が出せないし、派遣では3年たったら雇用通知義務が発生する。その両方を避けるために、請負会社の社員ということにして「出向」させるという方法を考えついたんでしょう。悪知恵の尽きないことです。
日本会議が10周年大会 保守路線後退をなげく
日本会議が設立10周年の記念大会を開催。あいさつのなかで、三好会長は、安倍政権の退陣で「これまでの流れに対する揺り戻しが危惧される」と危機感を表明したそうです。
ISAFへの参加は「憲法に抵触」
民主党・小沢代表が、政権を取ったら自衛隊をアフガニスタンのISAFに参加させる、としたことにたいし、自民党、政府側は「憲法に抵触する」と反論。
一方は「インド洋派遣は憲法違反。ISAFに参加すべき」と言い、もう一方は「インド洋派遣は合憲、ISAF派遣こそ憲法違反」という、真逆の状態。なぜこうなるのか? 答えは簡単、どちらも本当は憲法違反だからです。
沖縄返還交渉で「核密約」示す公文書見つかる
1969年の沖縄返還交渉で、返還後も米軍の核兵器持ち込みを認める「密約」の存在に直接言及したキッシンジャー大統領補佐官のメモが見つかりました。
これまでも、「密約」の存在は、キッシンジャー氏が回顧録で言及し、1994年には、沖縄返還交渉で佐藤首相(当時)の密使として交渉に当たった若泉敬氏が『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』で公表していました。また、「核密約」全体については、日本共産党の不破哲三前議長が国会議員時代に米公文書などの資料も示して追及しています。その意味でいえば、「核密約」はもはや疑いようのない事実となっているのですが、日本政府はいまだに否認し続けています。
72年沖縄返還時、「核密約」示す米公文書を発見(読売新聞)
核密約明示の米公文書発見=沖縄返還時、「秘密の合意」?69年、大統領あてメモ(時事通信)
北海道の学習会のレジュメと資料です
9月に北海道に行ってやってきた学習会のレジュメと資料です。これで約3時間、科学的社会主義の世界観について喋ってきました。
06年度「サービス残業」是正指導は1679社、227億円
「サービス残業」として2006年度に労働基準監督署から是正指導を受けた企業は1679社、支払われた残業代は227億円を上回ったことが判明。企業数は前年度より155社増で、過去最高。支払い金額で見ると、03年度以降230億円で推移しており、これだけ摘発、是正指導がくりかえされているにもかかわらず、「サービス残業」がいっこうになくならないことも明らかになりました。
百万円以上のサービス残業是正指導、昨年度は1679社に(読売新聞)
サービス残業改善せず・是正指導最多の1679社(NIKKEI NET)
↓これが厚生労働省の発表資料。
本家2.3にアップブレードしてみました
WP2.2にアップグレードしたときに発生した、時、分、秒のどれかに00が含まれたときに<!–more–>から後ろが表示されないというトラブルが、WP2.3では発生しないということで、本家Wordpress 2.3にアップグレードしてみました。
↓こちらを参考に。いつもお世話になってます。m(_’_)m
power source* ? WP: WordPress 2.3 へアップグレードする前にしておきたいこと
<!–more–>から後ろが表示されないトラブルは確かに発生しません。ヽ(^O^)/
ブログのデザインやPluginはこれから。
いろいろ調べてみないといけないようです。
民主・小沢代表、アフガンISAF参加を表明
民主党の小沢代表が、民主党政権が誕生したら、自衛隊をアフガニスタンのISAF(国際治安支援部隊)に参加させるとの見解を表明。
しかし、ISAFの実態は、「伝統的なPKOと異なり、治安が悪化している南部では、ほとんど戦闘活動を行っている」(「毎日新聞」8月16日付)と言われています。ですから、もし自衛隊が派遣されれば、アフガニスタンで戦闘活動に直接くわわることになるのは確実です。
そもそも民主党は、憲法9条を変えて、自衛隊の海外派兵をすすめるという点では、自民党と同じ立場に立っています。違いは、自民党が米軍と一緒にどこまでもというのに対して、民主党は、国連決議を条件にしているだけ。小沢代表の見解は、民主党の危険な実態をあらためて示したものと言えます。
遠山茂樹『福澤諭吉』
一昨日から、遠山茂樹先生の『福澤諭吉』(東大出版会)を読み始めています。初版1970年で、「近代日本の思想家」シリーズの1巻として出版されたものです。シリーズで最後まで未刊となっていた『吉野作造』(松本三之介著)が、来春いよいよ刊行されるということで、既刊分も一括復刊されました。
仕事との関係で、いろいろと日本近現代史の本を勉強しています。福澤諭吉については、これまでまともに勉強したことがありません。しかし、彼をどう評価するかは日本の近代化をどう考えるかという点にもかかわる大事な論点なので、少し勉強してみたいと思います。
自民党が経団連と懇談
自民党が日本経団連と懇談。
で、これは、日本経団連の「優先政策事項」に照らして自民党の政策を評価する、というアレ。
自民、経団連と首脳懇談会・伊吹幹事長「よく見て政策評価を」(NIKKEI NET)
自民、衆院選で協力要請 経団連と政策懇談会(東京新聞)
自民党選対委員長、経団連首脳に「遠くない将来に解散、総選挙」(朝日新聞)
ツアコンにも残業代を出しなさい
旅行添乗員の残業代について、東京・三田労働基準監督署が「事業場外見なし労働時間制」の対象とはならないとして、是正指導。
ツアーコンダクター残業代:派遣会社に支払い指導――東京・三田労基署(毎日新聞)
「事業場外見なし労働時間制」は、については、以下のページが詳しくて役だちます。
検定撤回は拒絶!!
沖縄戦「集団自決」検定削除問題で、沖縄県民大会実行委員会が文部科学大臣に要請。しかし、文部科学省は、検定撤回をあくまで拒否する態度に終始。
政府・文科省が柔軟姿勢を示したということで、なにか問題が解決するみたいな報道もありますが、教科書出版社が訂正申請すれば多少の手直しは認めるというだけ。もともと誤った検定意見が問題の発端なのですから、まずそれを撤回するところから始めるべきです。
高齢者医療費負担増「凍結」は選挙目当て!
自民党と公明党が政権合意で決めた高齢者医療費の負担増凍結。今日開かれた両党のプロジェクトチームで、「凍結」は6カ月?1年間程度にとどめることに。
6カ月?1年間って、要するに、衆議院の解散・総選挙まで「凍結しよう」ということじゃないですか。選挙さえやり過ごせば、またぞろ負担増。国民をバカにするにもほどがあります。