小沢・代表が辞意を表明

本気だろうかと思ってましたが、小沢代表が本当に辞意を表明。

こうなってくると、小沢氏が最初から、自民党との「大連立」が民主党多数の支持を得られないことを見越して話をすすめ、グループを率いて民主党を割って出るお膳立てをした、という可能性も出てきます。

もちろん、そうではなくて、慰留を受け入れる形で、あらためて党内結束をはかっただけだということも考えられます。何にせよ、強引に“政局”にもちこむあたりが“小沢流”ですが。

小沢代表が辞意 「党内混乱の責任取る」
[中日新聞 2007年11月4日 15時50分]

 民主党の小沢一郎代表は4日、辞意を固め、党幹部に伝えた。党関係者によると、小沢氏は辞意の理由について「党内混乱の責任を取る」と伝えた。小沢氏は同日午後4時から党本部で記者会見する。
 小沢氏をめぐっては、福田康夫首相との2日の会談後に連立政権協議の提案を持ち帰ったことで党内や野党各党から批判が上がっていた。「大連立」を小沢氏側から持ち掛けたとの見方も浮上、党内での求心力低下が指摘されていた。
 2日の会談で小沢氏は、国連決議に基づく形での自衛隊海外派遣を随時可能にする「恒久法」の必要性を強調。具体化に向けた動きが始まれば、新テロ対策特別措置法案審議などに協力する考えを示した。(共同)

小沢・代表が辞意を表明」への2件のフィードバック

  1. 小沢氏は新進党を解党したときも、一言も説明責任を果たしていない無責任さだったので、ひょっとしたら・・・と思ってましたが、まさか本当に、大連立のカードを切って、失敗するや、代表を辞任するとは。記者会見の内容も到底納得できるものではなく、今回、民主党を割って出る可能性もないとはいえないでしょうね。期待はしてなかったとはいえ、もうちょっとは理念のある政治家だと思ってたんですが・・・

  2. ピンバック: かわうそ実記

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