クボタ、偽装請負で労災報告せず、是正勧告を受ける

大阪の大手機械メーカー「クボタ」が、請負会社の男性従業員の労災に関連して、実態は「偽装請負」だったとして、労働基準監督署から、労災報告を出さなかったとして是正勧告を受けていたことが明らかに。

このケースでは、「偽装請負」の問題と、労災報告の未提出が重なって起きているので、ちょっと込み入っていますが、要するに、工場で怪我をした男性が、形の上では請負会社の社員だったのだけれども、クボタの直接的な指揮を受けていて実態は派遣労働者(これが「偽装請負」)であると認定されたというのがポイント。そうすると、派遣先で起きた労災だから、派遣先であるクボタにも労災を報告する義務があるのに、報告が出されていなかったということで、是正勧告になった訳です。

クボタは、今年1月に、「偽装請負」を指摘され、「偽装請負」期間も派遣期間と見なして、直接雇用をおこなうように指導を受けています。

「偽装請負」で労災報告せず、クボタに労基署が是正勧告(読売新聞)

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対テロ抗議の現代アートがターナー賞を受賞

2007年1月15日、ロンドンのテート・ブリテン内に展示されたマーク・ウォリンガー氏の作品『State Britain』とその前を歩く同氏。(AFPBB News)
2007年1月15日、ロンドンのテート・ブリテン内に展示されたマーク・ウォリンガー氏の作品『State Britain』とその前を歩く同氏。(AFPBB News)

イギリスの優れた現代美術に送られる「ターナー賞」は、対テロ戦争への批判を表現したマーク・ウォリンガー氏の作品「State Britain」が受賞。

2007年度の英現代美術賞受賞作は、対テロ政策への抗議を表現したアート(AFPBB News)

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