東京都心のアメリカ大使館が、滞納していた借地料をさかのぼって支払うことで合意。
「相場より安いので過去にさかのぼって値上げを認めた」というけれど、六本木の超一等地の4000坪、年700万円でも安すぎるのは明らか。敷地の半分ぐらいは返還させて、ビルでも建てて、大使館の確保に苦労している途上国に安く貸し出したらどうでしょう?
米大使館の滞納問題で合意
[NHKニュース 12月7日 5時10分]東京にあるアメリカ大使館の借地料が相場より安いうえに10年間にわたって滞納されていた問題で、日米両政府は、年間の借地料をさかのぼって700万円に引き上げるとともに、アメリカ側が10年分あわせて7000万円を一括して支払うことで合意しました。
この問題は、東京・赤坂の国有地にあるアメリカ大使館の4000坪の借地料が年間252万円と相場と比べて安いうえに、10年間にわたって滞納されていたものです。これについて、日米両政府が協議した結果、これまでに、年間の借地料をさかのぼって700万円に引き上げるとともに、アメリカ側が10年分あわせて7000万円を一括して支払うことで合意しました。
また、両政府は、借地料を来年からもさらに引き上げ、今後5年間は年間1000万円、その後は年間1500万円とすることでも合意しました。この問題は、ことし3月、衆議院の外務委員会でも取りあげられ、政府は、この問題が長引けば日米関係や両国の国民感情に悪い影響を与えかねないとして、アメリカ側と交渉を急いでいました。