木曜日、金曜日とコンサートを2連荘。
木曜日は、東フィルのオペラシティ定期。若杉弘さん指揮で、シューベルトの交響曲第8番「未完成」&ブルックナーの交響曲第9番というプログラム。金曜日は、上野の文化会館で、都響&インバルの第1弾、マーラー第7番を聴いてきました。
東フィルのコンサートは久しぶり。プログラム・ノーツによれば、ブルックナーはシューベルトをよく学ぶようにくり返し強調していたとか。誰にでも親しみやすいシューベルトと、荘厳な雰囲気のブルックナーの意外な共通性という感じしたが、そう言われると、未完成&未完成の組み合わせも新鮮に聞こえてきました。
当日の演奏は、弦がもう少し解け合ってほしいなという感じでしたが、若杉さんの手慣れた指揮で、安心して2曲、しっかり楽しませていただきました。ただ席が3階左側の後の方ということで、ステージとの角度がなくて、ぐっと身を乗り出さないと、若杉さんも見えない。この姿勢で2時間はちょっとつらかったですね。(^_^;)
都響&インバルは、この日のマーラー第7番に続いて、来週19日には、サントリーでマーラー交響曲第6番「悲劇的」、さらに第9演奏会もあります。もちろん、それらもチケット押さえています。(^_^;)
こちらは、情熱たっぷり、エネルギーたっぷりの演奏。ただ、金管のなかでホルンだけが左側に離れていて、音の融合という点で、ちょっとどうだったんでしょう…。それだけがちょっと残念でした。