キヤノンの大分進出にからんで、大手ゼネコン鹿島が、キヤノン御手洗会長の知り合いが社長をしているコンサルタント会社「大光」に架空発注をおこない、脱税をしていた事件で、キヤノンが県の土地開発公社に鹿島に発注するよう依頼していたことが明らかになったと、共産党の「しんぶん赤旗」が報じています。
キヤノンは、12月9日付で「大分事業所の用地購入に関しては、鹿島建設とキヤノンとの取引関係はありません」とのコメントを発表していたが、どうやらこれがまるっきりのウソだった可能性が出てきました。
キヤノンが鹿島に受注させるように県に要請。それを受けて、県が鹿島に発注。鹿島は設計変更と称して工事代金を増額。県は、言われるがままに、その赤字分を税金で補填。鹿島は、工事代金を水増しした分を裏金としてプール、その一部は「大光」に…、という構図が見えてきそうです。つまりは、税金を裏金に化けさせたわけです。