「予備概念」の第20節から。ヘーゲルは、ここから数節で、「われわれが思惟にかんして持っている最も卑近な表象」を取り上げています。
月別アーカイブ: 2007年12月
守屋前防衛事務次官、宮崎元専務、それに久間元防衛相、額賀財務相をつなぐもの…
額賀財務相が宴席に座っていたかどうかより、そういう宴席を含む防衛産業と防衛族とのつながりのなかで、いったい何が話され、何がおこなわれていたのかが問題。
そこを追及しないといけないのですが、民主党は、たとえば前原元代表(現・副代表)が「安全保障議員協議会」の常任理事だったり、日米平和・文化交流協会の理事だったり、要するに、久間さんや額賀さんと同じ側にいる人だったりするので、肝心のところが追及できないんですね。
核心 守屋前次官逮捕 防衛利権解明なるか 久間氏、山田洋行と親密 額賀氏、ロビイストと接点(中日新聞)
中日新聞「防衛利権 蜜月の構図」シリーズ。なかなか面白いです。
“焼け太り”豪腕転落 逮捕の守屋前防衛次官(中日新聞 11/29)
<蜜月の終焉> 「鶴の一声」ヘリ購入(中日新聞 12/05)
<蜜月の終焉>“茶番”のエンジン選定(中日新聞)
朝日新聞が共産党の存在感に注目!
あの朝日新聞が、自民・民主の「対決」国会で、被災者生活再建支援法の改正など、国民要求の実現のために自民党と民主党の橋渡し役を果たすなど、「存在感」を示していることに注目。
ワンクリック詐欺 4%の人が支払い
インターネットのホームページをクリックしただけで、「契約が完了しました」といって、法外な料金を請求する“ワンクリック詐欺”。情報処理推進機構の調査で、約4%の人が料金を支払っていたという結果がでた。
文科省 「軍の強制なし」は撤回せず
メディアによっては、軍の強制「復活容認」としているものもありますが、「集団自決は日本軍など軍・官・民が一体となった複合的な要因で起きた」「今のところ日本軍の命令を示す資料は見つかっていない」として、軍の強制によるものであることを否定する態度は変わっていません。
実際の運用において、事実上記述が復活したとしても、これでは何の解決にもなりません。
“集団自決 命令の資料ない”(NHKニュース)
検定審「軍強制」容認へ 教科書会社に指針提示(東京新聞)
「集団自決」修正/撤回否定に批判集中(沖縄タイムス)
額賀財務相らの民間軍拡会議参加に国の助成金が
日米安全保障戦略会議などという名前だが、純然たる民間のシンポジウム。行くなら自分のカネで行くのが当然。
ところが、「日米平和・文化交流協会」への国の助成金から、額賀財務相ら防衛族国会議員の参加費用として1人100万円に近いカネが支出されていたことが明らかに。日米の軍需産業と、日米の国防議員らの集まりに、国のカネをつかって渡航するなど、もってのほか。「日米平和・文化交流協会」は、外務省所轄の公益法人になっていますが、こんな団体になんの公益性もありません。とっとと公益法人の認定を取り消し、国からの助成金の支出もやめるべきです。
あらためて
昨日の写真が青かぶりしてちゃんと黄色く写ってなかったので、今日また撮影してきました。
今度は、ホワイトバランスを「太陽光」にしたので、ちゃんと黄色く写っています。(^_^;)
アメリカ大使館、10年ぶりに借地料を支払う
国政選挙でも電子投票導入って…… カネはどうするの?!
自民、公明、民主が、国政選挙でも電子投票の導入で合意。
開票が速くなるというけれど、いったい機器の導入にどれだけカネがかかるのか? 地方選挙ならリースも可能(それでもリース代が高いと問題になっているけれど)だが、国政選挙で全国各地で電子投票をやったら、リースという訳にもいかなくなるのは目に見えている。国も地方も財政難だと言っているときに、なぜ、新たな財政負担をもたらす電子投票をやるというのか? まったくもって意味不明。
米国家情報機関が「イランは2003年に核兵器開発計画を停止」と報告
アメリカの情報機関が、3日、イランの核兵器開発計画にかんする米国家情報評価(NIE)を発表。イランの核兵器開発計画は2003年に停止され、現在も停止していると分析している。
米当局「イランは03年に核開発中断」(TBS News-i)
米情報機関、「イランは2003年に核兵器開発を停止していた」(AFPBB News)
「イランが核開発中止」との米評価、大統領には8月に根拠情報を報告か(AFPBB News)
米情報評価、IAEAの見解と一致=イラン核兵器開発の証拠なし?事務局長(時事通信)
イランへ「脅し使えなくなった」 英戦略研部長(MSN産経ニュース)
久間元防衛相、軍事情報会社を経営 月10万円の会費制って何?
「原爆投下はしょうがない」発言で辞任した久間元防衛相が、しおらしく反省のふりをしながら、その陰でこっそり新しい軍事情報提供会社を設立、月10万円で会員を募集。
しかし、月10万円も支払って提供される軍事情報って、いったい何なんでしょうか?
すっかり黄色に
昨日に続いて、今日も冬晴れの上天気です。ようやくイチョウ並木もすっかり黄色になりました。
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と書いて、写メで撮影して投稿したけれど、“青かぶり”してイチョウが全然黄色くなってませんね。ほんとは真っ黄色だったんですけど… (^_^;)
OECD調査 大騒ぎをする前に
OECDの調査で、日本の学力低下が明らかに…と報道され、文科省は、ばたばたと授業時間の増加を前倒し実施すると言っています。しかし、だから授業時間を増やす、などと大騒ぎを始める前に、どういう問題が出され、回答するときに子どもたちには何がネックになっているのか、冷静な分析が必要ではないでしょうか。
日本の高1、理数も不振 OECD調査(中日新聞)
日本、数学応用力が10位 読解力は15位に(読売新聞)
日本、全分野で順位が後退 OECD学習到達度調査 低い科学への関心(MSN産経ニュース)
「子供が考える時間を」「授業方法の改善を」 OECDテストで求められる対策(MSN産経ニュース)
懲りない人々 中川氏らの勉強会初会合
自民党の中川昭一氏や、日本会議国会議員懇談会会長の平沼赳夫氏(無所属)が勉強会をスタート。
読売新聞が勉強会メンバーを載せていたので貼り付けておきます。
冬晴れ
雲ひとつない晴天ですが、寒いです。
クボタ、偽装請負で労災報告せず、是正勧告を受ける
大阪の大手機械メーカー「クボタ」が、請負会社の男性従業員の労災に関連して、実態は「偽装請負」だったとして、労働基準監督署から、労災報告を出さなかったとして是正勧告を受けていたことが明らかに。
このケースでは、「偽装請負」の問題と、労災報告の未提出が重なって起きているので、ちょっと込み入っていますが、要するに、工場で怪我をした男性が、形の上では請負会社の社員だったのだけれども、クボタの直接的な指揮を受けていて実態は派遣労働者(これが「偽装請負」)であると認定されたというのがポイント。そうすると、派遣先で起きた労災だから、派遣先であるクボタにも労災を報告する義務があるのに、報告が出されていなかったということで、是正勧告になった訳です。
クボタは、今年1月に、「偽装請負」を指摘され、「偽装請負」期間も派遣期間と見なして、直接雇用をおこなうように指導を受けています。
対テロ抗議の現代アートがターナー賞を受賞
2007年1月15日、ロンドンのテート・ブリテン内に展示されたマーク・ウォリンガー氏の作品『State Britain』とその前を歩く同氏。(AFPBB News)
イギリスの優れた現代美術に送られる「ターナー賞」は、対テロ戦争への批判を表現したマーク・ウォリンガー氏の作品「State Britain」が受賞。
さて、ヘーゲルの続きです。
次は、「予備概念」。ここは、始めて読む人にはちょっと難しいかも知れません。僕も初めて『小論理学』を読んだときは、さっぱり分からないので途中からあっさり全部すっ飛ばしてしまいました。
しかし、あらためて読んでみると、非常に当たり前のことが書かれていて、なるほどと納得してしまいました。(^_^;)
美容室アッシュ 未払い賃金を支払う
従業員の青年たちが「首都圏美容師ユニオン」を結成して未払い賃金の支払いなどを求めていた美容室アッシュが、11月30日、全従業員338人に未払い賃金4800万円を支払ったと発表しました。
首都圏美容師ユニオンのみなさん、おめでとうございます。ヽ(^O^)/
これも貧困と格差の現われか…
東京新聞の夕刊に載っていた記事。65歳以上の新受刑者が10年間で3倍にも増えているという。なぜ、いま高齢者の犯罪が増えるのか。問題は深刻だ。