温暖化防止でも軍事を聖域化

昨日の東京新聞夕刊の記事。総務省からCO2の排出量削減を求められた気象庁が、海洋のCO2濃度などを観測する海洋気象観測船の航路を一部廃止していたことが明らかに。

海がどれぐらいCO2を吸収しているか、また水温の変化によってそれがどれぐらい変化するか、というのは、地球温暖化の行く末を予測する上で重要なデータ。それを調査・観測している観測船の観測航路を廃止して、CO2削減の目標にあわせる、というのは、ほんとうに本末転倒です。

しかも東京新聞のナイスなのは、総務省がそうやって地球温暖化防止に必要な観測を切り縮めさせながら、その一方で、自衛隊をCO2の削減対象から除外していると鋭く批判しているところ。この記事に“◎あっぱれ!!”を上げましょう。(^_^;)

環境観測船に『活動削減』 CO2削減 本末転倒(東京新聞)
【解説】温暖化防止、軍事を聖域化 観測船燃料削減 説得力欠ける総務省(東京新聞)

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で、その秋山氏をめぐる政界汚職疑惑

で、その秋山直紀氏だが、1998年に瓦力・建設相(当時)に渡す謝礼名目で100万円を業者に要求した、と共同通信が報道。また、軍事商社・山田洋行は3年間で40万ドルの資金を提供していた、と読売新聞が報道。

謝礼名目で100万円要求 「建設相に」と秋山氏(東京新聞)
山田洋行、秋山理事側に40万ドル提供…計1億7千万円に(読売新聞)

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