もうすっかりMovable Typeのことは忘れてしまっていましたが、こんどそのコア部分がオープンソース化されることになりました。

Six Apart – Movable Type News: Movable Type 4.1 の公開ベータテストと、オープンソース・プロジェクトの開始
MTOS: Movable Type オープンソース・プロジェクト | MovableType.jp

Movable Typeは、もともと個人・非商用に限って無料での使用が可能でしたが、MT自体はあくまでSix Apart社の製品。それでもMT3.xまではライセンス料も個人で支払える程度でしたが、MT4.0になってライセンス料が大幅に引き上げられました（旧来の個人ベースでのライセンス料は、ほぼ同額で1年間の技術サポートが受けられるというサポート料に移行）。そうしたこともあって、Wordpressへの乗り換えなど、ユーザー離れがすすんでいました。

今回の措置は、MT4.0のコア部分をGPL（GNU General Public License）として公開するというもので、オープンソース化されたものだけでブログを動かすことができるとされています。同時に、有償版のMT4.1の開発・提供は続けられるとのことですが、今後のMTがどうなっていくのか注目されます。

個人的には、MT3.2になって、テンプレート回りのidやclass指定が複雑化しすぎたのと、ブログが大きくなってくると再構築するのに時間がかかるようになったのに嫌気がさして、WordPressに移行してしまいました。一応MT3.xのライセンスは所有していますが、MT4.x版になってライセンス料がべらぼうな額に引き上げられ、バカバカしい感じがしました。技術的な問題はすべてインターネットでユーザーのサイトから情報を得てきたので、技術サポート料なんて支払う気にはなれません。(^_^;)