スポーツ用品大手のミズノが、残業代未払いで労働基準監督署から勧告を受けていたことが明らかに。
賃金未払いでミズノに勧告/労基署、06年から2年間(四国新聞)
賃金未払いでミズノに勧告/労基署、06年から2年間
[四国新聞 2008/02/04 19:29]ミズノは4日、グループの全社員約2200人について、時間外や深夜、休日労働の実態を調査し未払い賃金を支払うよう、大阪南労働基準監督署から是正勧告を受けたと発表した。対象期間は、2006年1月?今年1月の2年間。
ミズノはフレックスタイム制を取っており、労働時間は社員が自己申告する。ミズノによると、大阪南労基署は、各社員が所定の勤務時間にほぼ収まるよう申告していたことが実態に合わない、と判断したようだという。
約1700人いるミズノ本社社員の残業代合計は、06年4月からの1年間で約8000万円だった。
ミズノは「未払い額は算定中。勧告を誠実に受け止め、労働時間管理の適正に徹底して取り組む」と説明している。
大阪南労基署は昨年12月12日と今年1月21日に立ち入り調査し、1月31日に是正勧告した。