沖縄で、また米兵による少女暴行事件が発生。沖縄では、1995年にも少女が海兵隊員3人に暴行されるという事件が発生し、県民集会が開かれるなど怒りが広がりました。
女子中学生に暴行の疑い 米海兵隊員を逮捕 沖縄県警(朝日新聞)
女子中学生暴行容疑で米兵を逮捕(沖縄タイムス)
女子中学生に暴行の疑い 米海兵隊員を逮捕 沖縄県警
[asahi.com 2008年02月11日11時59分]沖縄県警は11日、女子中学生に乱暴をしたとして、在沖米海兵隊の二等軍曹タイロン・ルーサー・ハドナット容疑者(38)を婦女暴行の疑いで緊急逮捕した。調べに対し、同容疑者は「車内で抱きついただけだ」と話しているという。
調べでは、ハドナット容疑者は10日午後10時35分ごろ、同県北谷町北前1丁目の路上に止めた車内で、同県内に住む中学3年の女子生徒(14)に暴行をした疑い。
ハドナット容疑者は同日午後8時半ごろ、同県沖縄市で友達2人といた女子生徒に「自宅へ送ってあげる」と声をかけ、バイクで同県北中城村島袋にある同容疑者の自宅に連れて行った。その後、自分の車に乗せて、北谷町に移動。路上に止めた車内で暴行したという。
心配した友達が午後10時前、女子生徒の携帯に電話をかけたところ、「助けて」と話したため、県警に通報。同10時45分ごろ、女子生徒から友達の母親に「今、逃げてきた」と連絡があり、県警が北谷町北前1丁目で女子中学生を保護した。女子中学生が車の特徴などを覚えていたことから、ハドナット容疑者を割り出した。
沖縄県の仲井真弘多知事は11日午前、報道陣に対し「女性の人権を蹂躙(じゅうりん)する重大な犯罪であり、特に被害者が中学生であることを考えれば、決して許すことはできず、強い憤りを覚える」とのコメントを読み上げたうえで、「あってはならんことが、またか、という感じ。極めて遺憾だ」と述べた。
県は午後、在沖米総領事に対し抗議。12日には在沖米軍や沖縄防衛局、外務省沖縄事務所などに再発防止を申し入れる予定だ。
女子中学生暴行容疑で米兵を逮捕/北谷町 コートニー所属の海兵隊員
[沖縄タイムス 2008年2月11日(月) 速報]十日午後十時半ごろ、女子中学生(14)を本島中部の公園先路上に停めていた乗用車内で暴行したとして、沖縄署は十一日午前、在沖米海兵隊キャンプ・コートニー所属のタイロン・ハドナット容疑者(38)を強姦の容疑で逮捕した。ハドナット容疑者は「抱き付いたり押し倒したりはしたが、暴行はしていない」と容疑を否認しているという。
同署によると、ハドナット容疑者は同午後八時二十分ごろ、沖縄市のコザ・ミュージックタウンで友人数人といた少女に「送っていくよ」と声を掛け、基地外にある北中城村のハドナット容疑者の自宅にバイクで連れて行った。少女は怖くなって逃げたが、ハドナット容疑者は再び「ドライブしよう」などと車で連れ出し、車内で暴行したという。
心配した友人らが、ハドナット容疑者に連れ出された少女の携帯電話に連絡したところ、「助けて」と答えて電話が切れたため、同署に通報した。同署は全県に緊急配備し、同容疑者の行方を追っていた。
少女は暴行後に解放され、公園の近くでうずくまっているところを警察に保護された。
少女が男の自宅や車、人相などを覚えていたため、同署が自宅にいたハドナット容疑者に任意同行を求め、緊急逮捕した。