今日の「日経新聞」夕刊に載っていた記事。京大の林晋教授が開発したSMART-GSというプログラムで、手書き資料を画像データとして読み込み、必要な文字列を検索できるというものです。
記事によれば、林教授が数学者ヒルベルトが残した「数学手帳」の解読作業を効率的にやろうとして開発してしまった、というのは、いかにも数学研究者らしい発想。70ページにおよぶ手帳の中から「Kronecker」という人名をすべて探し出すのに数分しかかからなかったそうです。
しかし、どうやら1文字1文字、どういう文字かを解読して、OCRソフトのように文字コードに置き換えてくれるものではないようです。それができるようになると、資料の解読が一気に楽になるんですけどね…。(^_^;)
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