志位和夫の日本共産党宣言!!

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電車に乗ってみると、こんな吊り広告が…。

なに?! 「志位和夫の日本共産党宣言」だって?

『週刊朝日』2008年4月4日号

ということで、駅を降りたところで、さっそくキヨスクに立ち寄って、出たばかりの『週刊朝日』を買ってきました。(^_^)v ちなみに表紙は平山あやちゃん。

中を開いてみたら、志位委員長へのインタビューが、巻頭の5ページにわたって掲載されています。編集部曰く――

 円高、株安、原油高が進み、経済の先行きは不透明だ。19世紀にマルクスとエンゲルスは『共産党宣言』で「ヨーロッパに共産主義という妖怪が出る」と書いたが、今や国際的な投機マネーに引きずられた「超資本主義という妖怪」が世界を脅かしている。共産主義者の目に今の社会はどう映るのか。志位和夫・共産党委員長(53)に聞いた。

ということで、こんな質問が並んでいます。

――志位さんが2月に衆院予算委員会で派遣労働問題を追及した映像がインターネットの動画投稿サイトで大きな反響を呼び、「ユーチューブ」などでの視聴回数が12万件を超えました。…共産主義が再評価され始めたんですか?
――イギリスやアメリカという資本主義の本家本元でなぜ評価されるようになったんですか?
――それは資本主義の本質に根ざした問題ですか?
――大規模な投機マネーが国際的に飛び交う事態は、マルクスの時代の資本主義とは違いますね。
――中国は社会主義国家ではないんですか?
――マルクスとエンゲルスが160年前に出した『共産党宣言』は「万国のプロレタリアートよ団結せよ!」という有名なスローガンで締めくくられています。これは今でも有効ですか?

などなど。

志位委員長も、「実はマルクスの人気は世界的に急上昇している」「資本主義の矛盾が世界的に深刻になっている」「日本はさらに特殊です。日本の資本主義は『ルールなき資本主義』です」「資本主義の本性は利潤第一主義。ひたすら多くの利潤を上げることが生産の唯一の目的です」「『格差社会』とよく言われますが、問題の本質は『貧困』なんです」「大企業の多くは目先の利益獲得に熱中し、中長期的な社会や経済への責任を負わなくなった」「『ルールなき資本主義』は本当に行き詰まった」「投機屋企業買収でもうけるのは商売の邪道、資本主義にとっても先のない末期症状」などなど、大いに語ってます。

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