「毎日新聞」の世論調査で、「福田康夫首相と小沢一郎民主党代表のどちらが首相にふさわしいか」という質問に、「どちらもふさわしくない」が65%で圧倒的多数を占めました。福田首相がふさわしいという回答は20%、民主党の小沢代表にいたっては12%しかありませんでした。
世論調査:福田氏も小沢氏も首相にふさわしくない…65%(毎日新聞)
世論調査:福田氏も小沢氏も首相にふさわしくない…65%
[毎日新聞 2008年4月11日 21時03分(最終更新 4月11日 21時05分)]毎日新聞が5、6日に行った全国世論調査(電話)は、「福田康夫首相と小沢一郎民主党代表のどちらが首相にふさわしいか」という質問を初めて盛り込んだ。「どちらもふさわしくない」が65%で最多となり、「福田首相」は20%、「小沢代表」は12%だった。
次期衆院選や与野党攻防で「党首力」も問われる中、日銀正副総裁人事でともに求心力の衰えが指摘される首相と小沢氏にとって厳しい結果となった。
次期衆院選は自民、民主両党のどちらに勝ってほしいか尋ねたところ、民主40%、自民36%だった。3月の前回調査は民主44%、自民34%。両党の差は10ポイントから4ポイントに縮まり、民主党にも厳しい世論が浮かんだ。
この質問は昨年8月に始めて8回目。いずれも民主が上回っているが、次第に広がっていた差は福田政権発足直後の水準に戻った。「その他の政党」は前回比3ポイント増の18%。
一方、衆院選で「民主に勝ってほしい」と答えた層でも、首相にふさわしいのは小沢氏と回答した人は25%にとどまり、71%が「どちらもふさわしくない」を選んだ。「自民に勝ってほしい」層は、福田首相が47%で、「どちらもふさわしくない」は50%だった。【上野央絵】