ケント・ナガノ&モントリオール響をかぶりつきで聴いてきました

ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団演奏会

今日は、友人のD井君からチケットを譲ってもらって、ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団の演奏会を前から3列目で聴いてきました(今年13回目のコンサート)。プログラムは、以下のとおり。

 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 ドビュッシー:交響詩「海」
   (休憩)
 R・シュトラウス:アルプス交響曲 op.64

前から3列目なんて、何年ぶりでしょうか。第1ヴァイオリンのそれぞれのメンバーの弓が弦をこする音まで聞こえてくるほどのかぶりつきでした。(^_^;)

そして、モントリオール響の弦は見事でした。柔らかく、なおかつ音がクリアで、ピシッと揃っています。当たり前といえば当たり前なんですが、日本のオケではなかなかここまでいかないのでは? などと、つい思ってしまうほど。

しかも、プログラムがまた、その弦の響きのよさを際だたせるように上手くできていました。「牧神の午後」前奏曲は、印象主義の暗示的なニュアンスのメロディを柔らかく奏でてゆくと、2曲目の「海」は同じ印象主義でももっとダイナミック。そして、後半は一転してドイツ・ロマン派の、派手派手な作品。作品の趣向は変わっても、弦のレベルの高さをしっかりアピールする選曲でした。

とくに印象的だったのは、やっぱりアルプス交響曲。一昨年、音層の比重とアンサンブルの妙。:4/14(月)ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団演奏会。 minamina日記
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ネコメ日記: 4/14 モントリオール交響楽団
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