元公明党委員長の矢野絢也氏が、評論活動を妨害されたとして創価学会を提訴。矢野氏は、5月1日付で、創価学会を脱会。
元公明党委員長が創価学会を提訴
[TBS News-i 2008年5月12日20:34]公明党の元委員長が創価学会側から評論活動を止めるよう強要されたなどとして、創価学会側を相手取り、5500万円の賠償を求め提訴しました。
提訴したのは、政治評論家で公明党元委員長の矢野絢也氏です。
訴状などによりますと、矢野氏は3年前に創価学会の施設で複数の幹部に囲まれ、政治評論家としての活動を中止するよう要求されたり、多額の寄付も要求され、人権を侵害されたとして、創価学会と幹部7人に慰謝料など5500万円を求めています。
矢野氏は1993年から94年にかけて月刊誌に連載された手記で、「政教一致と言われても仕方がない部分があった」と指摘したところ、3年前から創価学会側から機関誌で誹謗中傷されたり、激しい批判を受けたとしています。
矢野氏は今月1日付けで創価学会を脱会して、提訴に踏み切ったという事です。創価学会広報室は、「訴状が届いていないのでコメント出来ない」としています。
↓こういう記事などを見ると、実際、3年前の2005年に政治評論活動をやめさせられていたようです。
矢野絢也に政治評論活動をやめさせた創価学会(中央ジャーナル)
矢野絢也に政治評論活動をやめさせた創価学会
[中央ジャーナル 2005年06月25日発行]公明党の書記長、委員長を務め、政界引退後、政治評論家となった矢野絢也(七三)が、創価学会から激しい非難を浴び、謝罪し、評論・執筆活動を自粛している。夕刊紙「日刊ゲンダイ」に連載していたコラム「永田町一刀両断」も中止となった。
学会が問題にしたのは矢野が「文芸春秋」(九三?九四年)に掲載した手記の中で「学会と公明党は政教一致といわれても致し方ない部分がある」と書いたこと。正しい主張と思われるが、矢野は学会の攻撃に、「書いたこと自体が間違いだった」と全面降伏。
学会員の間には矢野への不満が強い。特に、・・・