池橋宏『稲作の起源』(講談社選書メチエ)。「照葉樹林文化」論批判。
イネの栽培は、焼き畑・陸稲から始まって、その後、水田・直播きが広がり、最後に今のように苗代を作って田植えをするという方法になったと、漠然と考えられているけれども、畑作から水田へという変化はなかなか大変。水田にして水をはるためには、耕作面を水平にしないといけないし、畦や用水路をつくるなど、技術的にもかなり高度なものが要求される。畑に潅漑をしていたら、自然と水田になった、というような簡単なものではない。
池橋宏『稲作の起源』(講談社選書メチエ)。「照葉樹林文化」論批判。
イネの栽培は、焼き畑・陸稲から始まって、その後、水田・直播きが広がり、最後に今のように苗代を作って田植えをするという方法になったと、漠然と考えられているけれども、畑作から水田へという変化はなかなか大変。水田にして水をはるためには、耕作面を水平にしないといけないし、畦や用水路をつくるなど、技術的にもかなり高度なものが要求される。畑に潅漑をしていたら、自然と水田になった、というような簡単なものではない。
ウナギの産地偽装が問題になっていますが、たとえば2007年のウナギの国内生産量・輸入量をみると、輸入8万トンにたいし、国内生産量(養殖+天然)は2万3000トン。国内産の比率は全体の約22%しかありません。
つまり、5匹食べれば4匹は輸入もの。たとえ養殖であっても、そう簡単に国内産ウナギは食べられないのです…。
総務省が2007年の「就業構造基本調査」の結果(速報)を発表。
とくに注目されるのは、パート・アルバイト、派遣など非正規雇用の労働者が、雇用者全体の35.5%にのぼっていることが明らかになったこと。労働力調査から、2008年1?3月期に非正規雇用の割合が34.0%だったことは前に紹介しましたが、調査の規模からいえば、「就業構造基本調査」の方がずっと大がかりなので、当然、労働力調査より数字も正確だと考えられます。
もう1つは、週60時間以上働いている割合が、25?44歳の男性正社員で20%を超えていること。週休2日とすれば、毎日12時間以上という計算になります。
非正規の労働者数 過去最多に(NHKニュース)
就業構造 非正規の割合最高 07年35.5%、20年で倍近くに(東京新聞)
正社員男性の20%以上、1週間に60労働時間 総務省調査(NIKKEI NET BIZ+)
総務省の調査は、↓これ。
マンションの集合ポストに議会報告を配布しただけで「住居侵入」として市議会議員が書類送検された事件。マンション管理組合が被害届を取り下げました。
毎日放送VOICE いま解き「『蟹工船』ブームは何を映し出す?」(2008年6月27日放送)
6月27日(金)、毎日放送VOICEの「いま解き」コーナーで、「『蟹工船』ブームは何を映し出す?」と題して、『蟹工船』が紹介されました。番組のなかでは、共産党の志位和夫委員長も登場しています。
毎日放送VOICE いま解き「『蟹工船』ブームは何を映し出す?」(2008年6月27日放送)から
動画は、こちら↓からどうぞ。wmvファイル、約26MBです。右クリックでダウンロードしてから見てください。
『蟹工船』ブームは何を映し出す?(毎日放送)