「ライン新聞」編集部へのマルクスの手紙

『前衛』誌上で、不破哲三氏「講座 マルクス、エンゲルス革命論研究」の掲載が始まりました。昨年おこなわれた研究講座の「誌上再現」ということになっていますが、連載第1回ですでに、研究講座のときよりさらに詳しく突っ込んで書かれている問題が出てきます。

その1つに、「ライン新聞」を舞台にしたマルクスの活動があります。マルクスは、1842年4月から「ライン新聞」に論説を掲載し始め、同10月には主筆として編集に全責任を負うことになりました。これによって、「ライン新聞」は面目を一新されました。

同紙でマルクスがたたかう目標としたものの1つに、プロイセンの検閲制度があります。そのために、マルクスは戦術も注意深く考えたのです。論文では、そのことを示すマルクスの手紙が2つあると指摘されていたので、その手紙を読んでみました。

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そりゃ儲かるはず セブン・イレブン・ジャパン 加盟店に仕入れ値知らせず

コンビニエンスストア・セブン・イレブンの加盟店が、「セブン・イレブン・ジャパン」を相手取って、商品仕入額を報告するように求めて提訴していた裁判で、最高裁が、加盟店側の要求を認め、請求を棄却した2審判決を取り消し、審理のやり直しを命じた。

そもそも、加盟店がコンビニ本部に商品仕入額の報告を求めるというのは一体どういうことか? と思ったら、セブン・イレブンでは、加盟店は、本部に商品を注文し、本部が一括発注している。そしてその代金は、本部が支払い、加盟店に請求するのだが、加盟店は仕入れ単価や値引き情報など、一切知らされないというのだ。

これでは、自分の店の仕入れがいくらか、加盟店の店長にはさっぱり分からない。仕入れ単価に上乗せされているかどうかも分からない。コンビニエンスストアのフランチャイズ契約をめぐっては、いろいろなトラブルがあるけれども、これほど本部がやりたい放題やっていたとは…。

セブン?イレブン:仕入れ価格、加盟店へ報告義務 最高裁が2審破棄、審理差し戻し(毎日新聞)
セブン―イレブンは加盟店へ仕入れ値報告を 最高裁判断(朝日新聞)

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