読売新聞が、日本人の「勤労観」について世論調査を実施。
これまでの同様の調査と一番の違いは、「日本人の勤勉さがこれからも続くと思うか?」の質問。これまでは、50%以上が「続くと思う」と回答していたが、今回はわずか35.2%。逆に、「そうは思わない」は、これまで33.4%から40.8%へと増えてはいたものの、61.0%と初めて50%を超えた。
しかし、これは「勤労観」の問題だろうか? 非正社員が3分の1を超えるようになって、働いても働いても報われることが少なくなる一方、株などで大金を手にする人間が現れるようになったのでは、誰だって、「勤勉さが続く」とは思わなくなるだろう。そういう社会の変化の反映と見るべきだろう。
日本人「勤勉続くと思わない」61%…読売調査(読売新聞)
「年間連続調査・日本人 (8)勤労観」 2008年7月調査(面接方式)(読売新聞)