桃山学院大の鈴木健先生から、最新著『六大企業集団の崩壊―再編される大企業体制』(新日本出版社)をいただきました。最近は年賀状を差し上げるだけで、すっかりご無沙汰しておりましたが、ありがとうございます。m(_’_)m
「大企業体制」というのは、企業集団あるいは大銀行と大企業の金融的結合のこと。つまり、日本独占資本主義の中心的な支配の主体となっている独占体の実態を明らかにしよう、というものです。昔の用語でいえば、日本独占資本の実態論です。
ということで、謹んで勉強させていただきます。
【目次】
第1部 加速する産業・金融再編と企業集団体制の崩壊
第1章 戦後日本の大企業体制
第2章 グローバル競争下の大再編と六大企業集団体制の崩壊
第3章 M&Aの急増と大企業体制の再編
第2部 株式所有構造の転換と安定株主構造の再編
第4章 大企業体制の再編と株式相互持ち合いの再編(1)
第5章 大企業体制の再編と株式相互持ち合いの再編(2)
第6章 株式所有構造の転換と安定株主構造の再編
【書誌情報】
著者:鈴木健(すずき・けん)/書名:六大企業集団の崩壊―再編される大企業体制/出版社:新日本出版社/刊行:2008年8月30日/定価:本体3,000円+税/ISBN978-4-406-05158-3