東証9200円、1ドル=100円に…

欧米だけでなく、日本でも、東証平均株価が950円以上下落して9200円に、外国為替市場では一時1ドル=100円を割り込むなど、てんやわんやになり始めているようです。

そういえば、今朝の「日本経済新聞」の株式欄は黒かった…。

日経平均終値、952円安の9203円 5年3カ月ぶり安値(NIKKEI NET)
円急伸、100円突破 米金融危機でドル売り

日経平均終値、952円安の9203円 5年3カ月ぶり安値

[NIKKEI NET 2008/10/08 15:38]

 8日の東京株式市場で日経平均株価は5日続落し、大引けは前日比952円58銭(9.38%)安の9203円32銭と、2003年6月30日以来およそ5年3月ぶりの安値水準に落ち込んだ。前日の米株式相場が金融不安を背景に大幅安となったことを嫌気し、全面安となった。世界的な株価の下落基調を背景に内外の機関投資家がリスク資産を圧縮する目的で換金売りを続けた。景気や企業業績の悪化懸念が強まるなか押し目買いは限られ、後場に入ると損失覚悟の処分売りも膨らんだという。外国為替市場で円相場が1ドル=99円台をつけるなど円高・ドル安が進み、自動車など輸出関連株に売り圧力が強まった。東証株価指数(TOPIX)も5日続落し、終値は前日比78.60ポイント(8.04%)安い899.01と、03年6月26日以来の安値水準となった。
 東証1部の売買代金は概算で2兆4216億円、売買高は同28億5785万株だった。値下がり銘柄数は全体の96%強に相当する1649だった。値上がりは44、変わらずは14だった。〔NQN〕

円急伸、100円突破 米金融危機でドル売り

[2008/10/08 14:54 共同通信]

 8日の東京外国為替市場で、円相場が一時、1ドル=99円90銭近辺に急伸し、約半年ぶりに100円を突破した。米欧の金融危機と景気悪化を背景にドル売りとユーロ売りが止まらず、市場の資金が円に逃避した。
 午後2時現在は、前日比1円89銭円高ドル安の1ドル=100円80?85銭。ユーロは2円21銭円高ユーロ安の1ユーロ=137円21?26銭。

“株式欄が黒かった”というのは、安値の数字が軒並み黒ベタ白抜き数字になっていたから。ちなみに、「日本経済新聞」の「株式欄の見方」によると、「白抜き数字は年初来の最高値または最安値」とのことです。ということで、ほとんどの銘柄が「年初来の最安値」をつけたために、株式欄が黒かったということです。

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