10月の完全失業率(季節調整値)は3.7%で、9月から0.3ポイント低下。本当なら喜んでいいことのはずなのだが、実態はそんな事態ではない。
10月完全失業率は3.7%に低下、非労働力人口増に注視 | Reuters
有効求人倍率、大幅低下0.80倍=4年5カ月ぶり低水準?10月(時事通信)
10月の完全失業率(季節調整値)は3.7%で、9月から0.3ポイント低下。本当なら喜んでいいことのはずなのだが、実態はそんな事態ではない。
10月完全失業率は3.7%に低下、非労働力人口増に注視 | Reuters
有効求人倍率、大幅低下0.80倍=4年5カ月ぶり低水準?10月(時事通信)
まずは、バーンスタイン指揮の2枚。左は、1966年録音の旧盤で、ニューヨーク・フィルハーモニックを振ったもの。右は、1987年にアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を振った新盤です。こちらは、「若人の歌」、交響曲第5番とカップリングで2枚組1,500円のお買い得盤です。(^^;)
いま各メーカーは、続々と派遣労働者や期間従業員の契約打ち切りを発表しています。それを正社員のみなさんが、「非正規の問題だから関係ない」と思ったら、大変なことに。非正規解雇がひとめぐりしてしまえば、次は、正社員の整理・解雇が始まることは必至です。
その前に、正規・非正規の違いをこえて、「雇用を守れ」「一方的な解雇は許されない」の声をあげることが大事です。
ということで、「毎日新聞」が、共産党の志位委員長が昨日の記者会見で「正社員の労働組合が立ち上がらないとだめだ」と檄を飛ばしたことに注目しています。なんと、このくだりは共産党の機関紙「赤旗」にも書かれていません。(^^;)
アメリカ発の金融危機と日本の景気後退で、自動車メーカーの非正規雇用打ち切り発表が続いているが、今度は三菱自動車が非正規1100人、富士重工が800人の削減を発表。
その結果、「毎日新聞」によれば、自動車主要12社だけで1万4000人もの削減になる。これを放置すれば、次は正社員解雇の動きが始まるのは確実だ。
三菱自動車と富士重工、派遣従業員ら計1900人削減(朝日新聞)
自動車主要12社:189万台減産 1万4000人削減??08年度(毎日新聞)
厚生労働省の調査で、派遣労働者や期間従業員の「雇い止め」が全国で3万人にのぼることが明らかに。
調査がおこなわれたのは全国で477事業所。雇い止め3万67人のうち2万8245人が製造業ということで、いかにこの間、製造派遣が広がっていたかということを示している。
一方、内定の取り消しは331人。取り消しがあったのは87事業所、そのうち8事業所が倒産、10事業所が民事再生というが、残り69企業は、そうした事情がないにもかかわらず内定取り消しをやったということだ。しかし、きちんと調べれば、もっと数が増えるのではないだろうか。
非正規雇用:「雇い止め」3万人 内定取り消し300人――厚労省調査(毎日新聞)
内定取り消し、来春卒業生331人…目立つ南関東(読売新聞)
厚生労働省発表資料はこちら↓。しかし、さしあたり新卒者の内定取り消しにかんするものしか見つからない。
麻生首相が「たらたら飲んで食べて何もしない人の分の医療費を、なんでわたしが払うんだ」発言について謝罪したというニュース。
しかし、よくよく聞いてみると「気分を害したのであれば、おわびする」というだけで、自分の発言が間違っていたとは認めていない。それどころか、発言を詳しく聞いてみると、「たらたら何もしないというのと、健康管理をした人の差というのは、非常に年をえればえるほど差がついてくることははっきりしてる」とくり返し明言している。これでは、発言の撤回どころか、開き直りだ。
なんにしても、毎晩毎晩、酒を飲み歩いている人にだけは言われたくない話だ。
首相 医療費めぐる発言で陳謝(NHKニュース)
首相「何もしない人の医療費、なぜ払う」、諮問会議で発言(読売新聞)
ということで、経済財政諮問会議の議事録を見てみた。
いすゞ自動車は、国内工場で働く非正規従業員1400人を12月で全員クビしようとしているが、その一方で、株主にたいしては、昨年の1株当たり5円の配当を1円増やして6円配当することを見込んでいる。
いすゞの発行済み株式は約17億株。ということは、配当だけでも約102億円、増配分だけでも17億円になる。従業員を解雇しながら、株主にこれだけの配当をし続けるというのは、あまりに無責任ではないだろうか。
いすゞ自動車の9月期中間決算は↓こちら。
2009年3月期第2四半期決算短信(いすゞ自動車、11月5日)
株の配当額とか、発行済み株式の総数などは、決算短信の1ページ目の下の方に書かれています。
昨日の、イギリス政府が景気対策のために消費税を引き下げたというニュース。今朝の「毎日新聞」を見たら、日本でも引き下げよという世論が広がるんじゃないかと、政府・与党がびくびくしているという記事が出ていた。
同じ2兆円を使うなら、消費税率を1%下げるほうが、きっと歓迎されるに違いない。
イギリス政府は、景気対策のために、消費税(付加価値税)を2.5%引き下げることを発表。125億ポンド、約2兆9000億円の減税になるらしい。
ブラウン首相曰く――「異例な時だからこそ、異例な行動が必要だ」。ごもっともなご指摘。景気対策と称して、3年後の消費税増税を発表するどっかの総理大臣に爪の垢でも煎じて飲ませたい話です。
トヨタ、日産、マツダ、スズキ、いすゞなど自動車メーカーは、続々と派遣労働者、期間従業員の打ち切り・契約解除を発表している。その数は1万人を超えようとしている。
しかし、9月期中間決算では、トヨタは営業利益6000億円、日産2700億円、マツダ900億円、スズキ1000億円、いすゞ600億円など、しっかりと儲けを見込んでいる。「減益」ではあるが赤字ではない。利益を上げながら、労働者を一方的に解雇するのはあまりに身勝手ではないだろうか。
トヨタ、営業益7割減へ=消費低迷・円高が直撃?09年3月期(時事通信)
日産:09年3月期営業利益予想を65%減に下方修正(Reuters)
マツダが通期営業益を900億円に下方修正、欧州除き販売低迷(Reuters)
スズキ、通期連結営業益を1000億円に下方修正=減収減益、減産も(時事通信)
いすゞ、営業益45%減に下方修正=円高、原材料高など響く?09年3月期(時事通信)
三菱自動車が、派遣労働者、期間労働者1000人を削減する。自動車メーカーでは、すでに8100人(NHKニュースによる)の非正規社員が解雇されようとしているが、さらに1000人がクビを切られることになる。産経新聞は「1万人超」と書いている。
他方、パナソニックは、車載テレビ関係の藤沢、岐阜の2工場を閉鎖する。いちおう希望者は別工場に配転するなっているが、はたしてどうなるか。
三菱自、非正社員1000人削減 愛知など国内3工場(NIKKEI NET)
期間従業員らの削減相次ぐ 自動車業界で1万人超へ(MSN産経ニュース)
パナソニック、国内2工場を閉鎖 需要減で生産体制効率化(NIKKEI NET)
ホンダが日米欧の5ヵ所の生産拠点で減産をさらにすすめるというニュース。
日本では、埼玉工場で4万台の減産にともなって、270人の期間従業員を12月で契約打ち切り、つまり解雇するというのだ。ところが、イギリスでは、来年2月、3月と2カ月、工場を操業停止にする一方、4800人の雇用は維持するという。
ヨーロッパでは工場の操業停止までやりながら雇用を維持することができるのに、なぜ日本では、すぐに従業員を解雇するのか? ホンダは、日本でもイギリスと同じように雇用を守るべきだろう。
ヨーロッパでは、大量解雇をすすめる場合、事前に労働組合や工場の労働者代表と協議することが義務づけられている。だから、簡単には解雇できないのだ。ところが日本では、やりたい放題。「せめてヨーロッパ並みの働くルールを」と要求するのは、まさにこういうことをいうのだ。
先日の都響マーラー1番に続いて、昨日は東フィル&チョン・ミョンフンでマーラーの第4番を、そして今日は、横浜方面での仕事が早く終わったので、当日券を買って日フィル横浜定期、沼尻竜典指揮で再びマーラー第1番を聴いてまいりました。(^^;)
まず昨日の東フィルのコンサート、プログラムは以下のとおり。
ルトスワフスキ/ピアノ協奏曲
マーラー/交響曲第4番 ト長調
ほいでもって、本日の日フィル横浜定期のプログラムは以下のとおり。
ヴィラ=ロボス:《ブラジル風バッハ》第3番
マーラー:交響曲第1番《巨人》
今日(21日)、夕方5時から、新宿駅西口で全国革新懇の街頭演説会がありました。
政党の街頭演説と違って、女性、青年、中小業者、農民、労働組合というさまざまな団体の方が、それぞれの立場から訴えておられました。いまの政治や、世界的な金融不安にともなう暮らしや雇用・営業の危機などを、リアルな事例も消火しながらの訴えで、あらためて政治のあり方が根本から問われていると感じました。
最後に、日本共産党の志位和夫委員長が、約15分間、おもに雇用の問題に絞って訴えていました。金融不安や景気後退を口実にして、いままさに派遣労働者や期間従業員の大量首切りが始まろうとしていることを厳しく批判しています。
EU労働法の濱口桂一郎氏のブログで、ヨーロッパのこんな動きが紹介されていました。
EU労働法政策雑記帳: 欧州議会が男女同一賃金規定の全面見直しを要求
日本では、女性の賃金は男性の5?6割という非常に大きな格差がありますが、ヨーロッパでは、15?25%の格差の是正のために取り組んできたが、それでもまだ解決しないということで、さらに男女の同一賃金規定を見直して、格差をなくそうとしているようです。
「せめてヨーロッパではやられているような、まともなルールのある経済社会を」と考えているみなさん、興味がある方は、ぜひ覗いてみてください。
シャープが、広島県福山工場の派遣労働者300人を年内にも削減することを決定。
パナソニックは、大阪府茨木工場でのプラズマ・ディスプレーの生産を打ち切り、尼崎工場に集約すると発表。これにともない、茨木工場の従業員900人のうち350人が尼崎工場に配置転換になるとのことだが、残り550人は首をきられるということか。
自動車メーカー各社が、競い合うように、派遣労働者や期間社員の打ち切りを発表。既発表分だけですでに8100人。
景気が落ち込んで、売り上げが減る見込みというが、それでもトヨタは6000億円の収益を見込んでいる。赤字ならともかく、黒字なのに従業員を減らす、それも派遣や期間社員など、弱い労働者を真っ先に切り捨てるなどということは許されない。
自動車メーカー 人員削減拡大(NHKニュース)
日産ディーゼルが減産 派遣社員200人削減(共同通信)
いすゞ 非正規社員契約解除へ(NHKニュース)
非正規1400人の契約打ち切り いすゞ自動車、減産受け(中国新聞)
マツダ 派遣社員500人削減(NHKニュース)
暮らし直撃 日産減産で非正規労働者が契約切れ(下野新聞)
日系派遣社員の解雇急増 浜松では救済団体設立へ(静岡新聞)
景気後退が日系人労働者を直撃 「真っ先にくび」(下野新聞)
派遣切り 加速 不況・円高直撃『簡単に使い捨て』(東京新聞)
日産:国内工場の派遣社員780人削減へ…11月末までに(毎日新聞)
昨日は、仕事が思いがけず早く終わったので、「こりゃ、都響の定期に間に合うぞ」と喜んだのですが、さて鞄のなかを探ってみたら、チケットがない!!
え゛――――ー
ということで、冷や汗たらりんこん、目は点…状態でしたが、ダメ元で、そのままサントリーホールへ向かいました。ついたのは19時15分。すでに演奏会は始まっていますが、受付に歩み寄って、「あの?、すみません。定期の会員なんですけど、チケット忘れてきたんですが…」と恐る恐る申し出てみると、「はい、わかりました」と、その場で名簿をチェックしてすぐに代券を発行していただきました。おかげで、すでに始まっていた中村紘子さんによる「皇帝」の第1楽章と第2楽章の楽章間に、無事ホール内に滑り込むことができました。
感謝感激、雨あられ?♪ ヽ(^o^)丿