『週刊プレイボーイ』が現代版「蟹工船職場」を紹介

『週刊プレイボーイ』11月17日号
『週刊プレイボーイ』11月17日号

『週刊プレーボーイ』(11月17日号)が、「現代版『蟹工船職場』のヒドイ話」を特集しています!!

「これから紹介する話はマンガや小説ではない。今年、現実に起きた話だ」と言って、現代版『蟹工船』と言ってもいいような、悲惨な職場の実態が紹介されています。中には、まるっきりのダマシ、詐欺みたいな話もありますが、コンビニSHOP99の清水文美さんの「名ばかり管理職」の話や、途中で辞めれば奨学金を一括返還しなければならないといって、理不尽な職場に縛りつけられる新聞奨学生の話や、民営化後配達中の事故が多発する郵便局の実態など、けっこうマジな話も紹介されています。

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派遣労働者の「使い捨て」は許されない(続き)

マツダが宇部工場の派遣労働者を800人削減する方針。日産は、九州工場と栃木工場で合わせて780人を削減を予定。

しかし、日本の大企業は、景気のいいときは正社員を派遣、請負など非正規雇用に切り替えて大儲けし、景気が悪くなると派遣など非正規雇用を打ち切って、また儲けをあげようという算段。こんなワガママは許されません!!

マツダ、派遣社員約800人削減へ=下期の減産受け宇品工場で(時事通信)
日産九州、派遣社員削減 部品メーカーに波及(NIKKEI NET)
日産:国内工場の派遣社員780人削減へ…11月末までに(毎日新聞)
工作機械:メーカーに減産の動き 派遣社員削減にも着手(毎日新聞)
森精機、来年2月までに派遣300人削減――工作機械の減産に対応(日刊工業新聞)

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IMFといえども“打ち出の小槌”ではない

「日経新聞」に、金融危機に陥った国への財政支援でIMFが「財源不足」になる可能性がでてきたというニュースが載っていた。IMFといえども“打ち出の小槌”ではないわけで、資金提供を続けるためには、どこかの誰かがその資金を負担しなければならない。

しかし、いったい誰が? アメリカは財政赤字、日本も累積赤字が膨大。比較的健全だったヨーロッパは、むしろ資金援助してもらいたい側だろう。じゃあ、中国が国際信用を支えるというのか? あまり大きく取り上げられていないが、実は、非常に大きな問題なのかも知れない…。

IMF、財源不足懸念強まる 新興国への大型融資急増(NIKKEI NET)
英独首脳、IMF新融資枠提案で合意 東欧への危機波及防ぐ(NIKKEI NET)
IMFの財源問題、中国が資金拠出に前向き(NIKKEI NET)

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