昔、フロイトは、言いまちがいは潜在意識の表れだと言ったとか…。
麻生首相にとって、日中首脳交流は、よっぽど煩わしかったに違いありません。(^^;)
みぞうゆう?ふしゅう??…麻生さんは漢字苦手?(読売新聞)
麻生首相:漢字は苦手? 頻繁に読み間違い(毎日新聞)
「踏襲」や「未曾有」は単純に読み方が分からなかっただけ。しかし、それと、「頻繁」を「はんざつ」と読んでしまったのはちょっと違うでしょう。
みぞうゆう?ふしゅう??…麻生さんは漢字苦手?
[2008年11月13日10時10分 読売新聞]
麻生首相が最近、言葉遣いの誤りを連発している。
12日午後、日中関連イベントであいさつした首相は、「これだけ『はんざつ』に両首脳が往来したのは例がない」「(四川大地震は)『みぞうゆう』の自然災害」などと語った。手元に用意した原稿にはそれぞれ「頻繁(ひんぱん)」「未曽有(みぞう)」と書かれており、誤読だったようだ。
7日の参院本会議でも、植民地支配と侵略への反省を表明した村山首相談話を「ふしゅう」すると表明した。首相は「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」と読む間違いを国会で何度も繰り返しており、12日の衆院内閣委員会では、質問に立った民主党議員が首相に近い甘利行政改革相に、「首相が日本語を正しく発音しないのも何ですから、『とうしゅう』と読むんだと伝えてほしい」と苦言を呈する場面もあった。◇
秘書官らに指摘を受けた首相は、「おれ、そんな風に言っているかなあ」とこぼしたといい、自覚はあまりないようだ。
12日夜も、間違いの多さを指摘した記者団に平然とこう答えた。
「それは単なる読み間違い、もしくは勘違い。はい」
麻生首相:漢字は苦手? 頻繁に読み間違い
[毎日新聞 2008年11月13日 東京朝刊]
◇頻繁(ひんぱん)→はんざつ/踏襲(とうしゅう)→ふしゅう
国会答弁やあいさつで、麻生太郎首相=似顔絵=の漢字の読み間違いが目立っている。12日に母校の学習院大学で行われた日中交流行事のあいさつで、用意された原稿では日中首脳会談に関し「1年のうちにこれだけ頻繁に首脳が往来したのは過去に例がない」とあったが、「頻繁(ひんぱん)」を「はんざつ」と読み誤った。
7日の参院本会議では、政府が過去のアジア諸国への侵略行為を謝罪した「村山談話」を「踏襲(とうしゅう)」と言うべきところを「ふしゅう」と答弁した。
首相は12日夜、記者団から「読み間違いが多いという印象がある」と指摘され、「そうですか。単なる読み間違い」と答えた。【塙和也】
ちなみに、辞書を引くと「煩雑」の意味は、こう書かれている(三省堂「大辞林」CD-ROM版)。
はん_ざつ【煩雑】
(名・形動)事柄がこみいっていてわずらわしいこと。また、そのさま。煩瑣。繁雑。