総務省統計局が2008年12月の「労働力調査」を発表。完全失業率は4.4%(季節調整値)で、11月から0.5ポイントも悪化した。
完全失業者数も前年同月比で39万人増。「自己都合」5万人増というのもあるが、「会社都合」で失業した人が25万人も増加している。
完全失業率:12月は4.4% 有効求人倍率は0.72倍(毎日新聞)
完全失業率:一層悪化の懸念 企業が短期収益確保迫られ(毎日新聞)
NECはグループ全体で正社員を含めて2万人を削減すると発表。売上高が減少しているのは事実だが、純損益2900億円のうち、営業損益が300億円の赤字だけ。純損益の半分近くは、グループ企業の日本電気硝子の株式評価損1400億円だ。
NEC赤字2900億円、グループで2万人の人件費圧縮(朝日新聞)
総務省統計局発表の「労働力調査」はこちら↓。PDFファイル 57KBが開きます。
労働力調査(速報)2008年12月分(基本集計) : 総務省統計局