エルサルバドルでも左翼政権誕生!!

勝利を宣言するマウリシオ・フネス氏(AP)

エルサルバドルの大統領選挙で、左派「ファラブンド・マルティ民族解放戦線」のマウリシオ・フネス候補が当選しました ヽ(^o^)/ オメデトウゴザイマ?ス

実は1月におこなわれた議会選挙でも、FMLNは第1党になっていました。(^^;) 新しい国づくりに期待したいと思います.

エルサルバドル:左派が政権奪取 フネス氏が大統領選勝利(毎日新聞)
エルサルバドル議会選、元左翼ゲリラが第1党に : AFPBB News

エルサルバドル:左派が政権奪取 フネス氏が大統領選勝利

[毎日新聞 2009年3月16日 20時34分(最終更新 3月16日 22時52分)]

 【メキシコ市・庭田学】中米エルサルバドルの大統領選が15日投開票され、野党で元左翼ゲリラ政党のファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)が擁立した元テレビキャスター、マウリシオ・フネス氏(49)が当選を決めた。92年の内戦終結後、FMLNが政権に就くのは初めて。ラテンアメリカのいわゆる「左傾化現象」が同国にも及んだ格好だ。
 選挙最高裁の中間集計(開票率99.38%)によると、得票率はフネス氏が51.30%、一騎打ちとなった与党・民族主義共和同盟(ARENA)の元国家文民警察長官、ロドリゴ・アビラ氏(44)が48.70%。
 フネス氏は同日夜の勝利宣言で「私は社会正義の大統領、確かな変革の大統領になりたい」と決意を表明。「報復を過去のものとする時が来た。我々は今夜、新たな和平、和解にサインしたのだ」と国民に呼びかけた。新大統領の任期は6月1日から5年。
 一方、アビラ氏は敗北を認めた。ARENAは89年から政権を維持していたが、国民は長期政権からの変化を選択した。
 エルサルバドルで左派系政権は初めて。FMLNは7万5000人が死亡した内戦(80?92年)の後、合法政党になり現実路線を追求。「変革」を訴えたフネス氏は、貧困や格差の解消を公約に掲げ、新自由主義経済の失敗も指摘するなど左派らしさを見せる。一方で、米国との良好な関係を継続する姿勢を示しており、ブラジルの中道左派、ルラ大統領のような穏健路線を目指すとみられる。フネス氏自身、ベネズエラ、ニカラグアのような急進姿勢は取らないと発言している。
 中米諸国では、ニカラグアで元左翼ゲリラ政党のサンディニスタ民族解放戦線(FSLN)が07年に政権に返り咲いた。このほかグアテマラが昨年に中道左派政権になり、ホンジュラスも昨年からキューバ、ベネズエラに接近するなど、左傾化が続いている。

エルサルバドル議会選、元左翼ゲリラが第1党に

[AFPBB News 2009年01月19日 14:39 発信地:サンサルバドル/エルサルバドル]

 【1月19日 AFP】中米エルサルバドルで18日行われた議会選挙で、元左翼ゲリラ組織連合のファブランド・マルティ民族解放戦線(Farabundo Marti National Liberation Front、FMNL)が躍進し、議会第1党となることが確実となった。
 FMNLの報道官は同日夜、AFPに対し「議会選、市町村長選の両方で歴史的な結果を達成した」と述べた。選挙裁判所も、開票12%の段階でFMNLがリードしていると発表した。
 市町村選では、FMNL発表によると262市町村中、85市町村で勝利した。ただ、首都サンサルバドル(San Salvador)では、与党・国民共和同盟(Nationalist Republican Alliance、ARENA)が勝利宣言をしている。

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