塩田庄兵衛先生、安らかにお休みください

社会運動史研究者の塩田庄兵衛先生が先月亡くなられていたことを新聞で知りました。

大学・大学院で日本史を専攻したとはいえ、僕は近世史、塩田先生は近現代の労働運動史ということで、学生・院生時代は先生の著書の熱心な読者ではありませんでした。しかし、その後、小選挙区制導入反対などで先生が呼びかけ人となって学者・文化人のアピールを発表するときなどに実務的な仕事をお手伝いをさせていただき、先生のご自宅もお訪ねしたことがありました。先生からは「回りから実務作業はどうしているんだと聞かれるので、『最近、優秀な秘書ができた』と答えているんだ」とおっしゃっていただいたこともあります。

そんなおり、「僕がはじめて読んだ『共産党宣言』は角川文庫のもので、塩田庄兵衛訳でした」とお話したら、たいそう喜んでいただきました。機会があれば、ぜひその本にサインをいただこうと思っていたのですが、その後、ご病気になられお見舞いにうかがうこともかなわず、そのままになってしまったのが残念です。

塩田先生、安らかにお休みください。

東京都立大・立命館大名誉教授の塩田庄兵衛さん死去(朝日新聞)

続きを読む

燃える格安高速バス 隔日運転で運行継続?

読売新聞のウェブサイトには、JRバス関東と西日本JRバスが運行している格安深夜高速バス「青春メガドリーム号」が、今月18日から運行を休止する、というニュースが流れている。

大阪?東京の格安バス、休止へ 学生の就活にも影響(読売新聞)

しかし、JRバス関東と西日本JRバスのサイトをみると、18日から運行休止ではなく、「隔日運行になる」という告知が出ている。はたして、どちらが本当なのだろうか?

4月18日以降の青春メガドリームの運行について | ジェイアールバス関東
青春メガドリーム号の運行について | 西日本ジェイアールバス

続きを読む

読売新聞がどうしても報じたくない事実 憲法9条改正反対はやっぱり過半数

読売新聞が毎年行なっている憲法「改正」世論調査。

昨年の調査で、「憲法を改正する方がよい」42.5%にたいし「改正しない方がよい」43.1%と、改正反対が上回ったことに衝撃を受けた読売新聞ですが、今回の調査では、「改正する方がよい」が51.6%となり、「再び改正賛成の世論が多数を占めた」ことに安堵したのか、見出しでも「憲法改正『賛成』52%」の文字が躍っています。

しかし、調査結果を詳細に読むと、憲法9条については改正反対がやっぱり過半数を占めていることが明らかになっています。9条第1項と第2項に分けた質問で、それぞれ、「改正の必要がある」と答えたのは第1項17.7%、第2項42.0%なのにたいし、「改正する必要はない」は第1項77.5%、第2項50.9%となっています。 ((この結果に触れた読売新聞の解説は以下のとおり。1項、2項どちらについても「改正の必要はない」が過半数を超えているのだが、そのことへの具体的な言及はどこにもない。
 「9条では『戦争を放棄すること』を定めた1項を改正する必要があると思う人は18%(昨年13%)、『必要ない』は78%(同82%)となっている。
 一方、『戦力を持たないこと』などを定めた2項は、改正の必要が『ある』42%(同37%)、『ない』51%(同55%)だった。改正の必要があるとの答えは初めて4割を超え、自衛隊の憲法上の位置付けを明確にすべきだとの世論の広がりを反映したものとみられる。」))

憲法改正「賛成」51.6%、再び多数占める…読売世論調査(読売新聞)

続きを読む

新宿御苑でお花見 (^^;)

御苑の桜はこんな感じ(2009年4月2日撮影)

今日は、職場の先輩、同僚みんなで新宿御苑でお花見をしました。といっても、昼休みにお弁当を食べてきただけですが。風が強くて、ブルーシートを敷いたらずっと座ってないと大変なことになってしまいそうなぐらいでしたが、それでも苑内のソメイヨシノはそろそろ満開という感じで、お花見気分を満喫してきました。(^_^)v

ちなみに、本日のお花見弁当はこんな↓感じでした。

これが本日のお花見弁当

続きを読む