さて日本は?

北朝鮮が、ロケットの打ち上げについておおよその発射時刻を米中ロには事前に通告していたと、韓国メディアが報道。

で、その韓国はアメリカから通告があったらしいが、日本には通告はあったのだろうか?

北朝鮮、ミサイル発射を米中露に事前通告…韓国情報機関(読売新聞)
北朝鮮、米ロ中に発射事前通告(TBS News-i)

北朝鮮、ミサイル発射を米中露に事前通告…韓国情報機関

[2009年4月6日13時26分 読売新聞]

 【ソウル=伊藤彰浩】北朝鮮の「人工衛星打ち上げ」名目での長距離弾道ミサイル発射について、韓国の情報機関、国家情報院は6日、北朝鮮が米中露3か国に対し、おおよその発射時刻を事前に伝えていたことを明らかにした。
 聯合ニュースが、国会情報委員会の非公開懇談に出席した議員の話として伝えた。
 北朝鮮が日韓両国に対する軽視姿勢を鮮明にするのが狙いだったとみられる。また、この議員は、韓国に対しては米国が情報を伝えた模様だと述べたという。
 聯合電によると、北朝鮮は、4日から8日の午前11時から午後4時の間に発射すると、国際海事機関(IMO)などに事前通告していたが、米中露への通報内容は、より詳細なものだった。李明博(イミョンバク)大統領はミサイル発射直前の5日午前、国家安全保障会議(NSC)を招集したが、これは米国から情報提供があったためとみられる。

北朝鮮、米ロ中に発射事前通告

[TBS News-i 最終更新:2009年4月6日(月) 16時0分]

 北朝鮮が5日の「ミサイル」発射をアメリカ、ロシア、中国に事前に知らせていたことが明らかになりました。
 韓国の情報機関の高官などによりますと、北朝鮮は“5日の午前11時以降に人工衛星を発射する”とアメリカ、中国、ロシア3国に事前に通告していたということです。
 通告の詳細は明らかになっていませんが、韓国のイ・ミョンバク大統領はアメリカからこの情報を受け、ミサイル発射の30分前の午前11時には青瓦台に国防大臣や外交通商大臣らを集めて国家安全保障会議を招集していました。
 2006年の核実験の際には友好国の中国、ロシアに事前通告しなかったことから、一時、両国との関係がギクシャクした経緯があります。
 今回は事前に知らせることで、人工衛星との主張を支持してほしいとの意向が働いたものと見られます。しかし、何故、アメリカにも事前に通告したのか、韓国の情報関係者の間では米朝対話を模索するメッセージではないかなどの憶測を呼んでいます。(06日15:31)

【追記】

「朝日新聞」4月14日付朝刊の記事「憲章 北朝鮮ミサイル発射」(2面)によれば、「11時20分にロケットを打ち上げる」という北朝鮮の通告は、日本にも伝達されたようだ。5日「日韓両国は、発射に直結するこの情報も、米国から伝えられた」とある。

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