支持者以上に支持を広げる党、支持者しか支持しない党

各種世論調査で、麻生内閣の支持率が若干回復。といっても、依然として20%台だが、小沢一郎代表の西松建設違法献金問題で民主党の支持率が下がっていることの反映。

おもしろいのは読売新聞の世論調査。公明党は、政党支持率で3.3%、そして「仮に今、衆議院選挙が行われるとしたら、そのうちの比例代表選挙では、どの政党に投票しようと思いますか」の質問でもやっぱり3.3%で、まったく延びしろながない。自民党も27.2%と27.5%で、もはやコアな自民党支持者しか自民党に投票する気がない、ということだろう。

対照的に共産党は、政党支持率では2.4%と公明党より下だが、投票先としては約1.7倍の4.1%の支持を集めている。いまの“共産党の勢い”が伺われる数字だ。

内閣支持率、26.3%に回復(TBS News-i)
小沢氏続投「納得せず」66%、内閣支持率は微増…読売調査(読売新聞)
内閣・政党支持と関連問題 2009年4月電話全国世論調査(読売新聞)
日本テレビ世論調査 内閣支持率2割台回復 | 日テレNEWS24

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