膨大な金融的利得はどこから来たのか?

季刊『経済理論』第46巻第1号(経済理論学会編)

季刊『経済理論』の最新号(2009年4月、第46巻第1号)は、経済理論学会第56回大会共通論題「サブプライム・ショックとグローバル資本主義のゆくえ」の特集。河村哲二、建部正義、姉歯暁の3氏の報告が掲載されているが、面白く思ったのは、3報告にたいする井村喜代子氏のコメント。

井村氏は「報告へのコメント」で、おおむね次のような問題を提起されている ((3報告に即して書かれている部分は省略。))。

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