さて日本は?

北朝鮮が、ロケットの打ち上げについておおよその発射時刻を米中ロには事前に通告していたと、韓国メディアが報道。

で、その韓国はアメリカから通告があったらしいが、日本には通告はあったのだろうか?

北朝鮮、ミサイル発射を米中露に事前通告…韓国情報機関(読売新聞)
北朝鮮、米ロ中に発射事前通告(TBS News-i)

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オバマ大統領、核兵器の段階的削減を提案

オバマ米大統領が、プラハで演説し、核兵器の段階的削減などの提案をおこなった。

メディアでは「核廃絶へ」などの見出しで報じられているが、実際に演説を読むと、核兵器廃絶は「私が生きているあいだには実現しないだろう」と述べてられていて、具体的な目標としてはかかげられていない。具体的な目標として示されているのは、(1)核軍縮、(2)CTBT(包括的核実験禁止条約)の承認、(3)核拡散防止、NTP(核拡散防止条約)の強化、(4)テロ組織への核防止、の4つ。

オバマ大統領、核廃絶へ具体的な目標示す演説 プラハで(朝日新聞)
オバマ大統領、核廃絶に向けた演説詳報(朝日新聞)

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マルクス『1857-58年草稿』を読む(10)

『資本論草稿集』第1分冊、438ページ。「絶対的剰余価値と相対的剰余価値」の第8段落から。

【第8段落(438ページ?443ページ)】

富そのものの発生は、その富が地代から生じるのではなく、すなわち彼〔リカードウ〕によれば生産力の増大から生じるのではなく、逆に生産力の減退から生じるものであるかぎり、彼にとってまったく理解を絶するもの…。(438ページ下段14行目?)

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2008年の「年次改革要望書」

リーマンブラザーズ・ショックで、すっかり忘れていましたが、米政府の2008年版「年次改革要望書」が昨年10月15日に公表されています。

日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書=PDF (2008年10月15日)

マルクス『1857-58年草稿』を読む(9)

大月書店『資本論草稿集』第1分冊の続き。425ページ「絶対的剰余価値と相対的剰余価値」から。この見出しは新MEGA編集部によるもの。マルクス自身の論の流れとは合っていない。

マルクスは、「私自身のノートにかんする摘録」(『草稿集』第3分冊)で、「57-58年草稿」のノート第3冊の26ページ(『草稿集』第1分冊、408ページ)からを「剰余価値と生産力」とくくり、ノート32?38ページ(『草稿集』第1分冊、425?446ページ)を、そのなかの「資本の価値の増大について」としている。 ((『資本論草稿集』第3分冊、509ページ上段。ちなみに高木幸二郎監訳『経済学批判要綱』では、「摘録」に従って見出しが立てられていた。))

だから、425?446ページの部分は、前の部分からのつながりで読んでゆく必要がある。

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今週の「九条の会」(4月4日まで)

全国各地の「九条の会」の活動の様子を伝えるニュース記事を、インターネットから拾い集めています。

「九条の会」呼びかけ人の奥平康弘さんのインタビューが、「毎日新聞」大坂版3月16日付夕刊に掲載されました。

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いいアングルを見つけました

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毎度おなじみの駅前のサクラですが、今朝は、バス降車場から撮影してみました。(^_^)

バックがごちゃごちゃしてますが、とりあえず逆光にならず、全体が写せる(しかもゆっくりカメラを構えていてもクルマにはねられる心配がない!!)ので、満開の様子をみるのにはいいアングルです。

塩田庄兵衛先生、安らかにお休みください

社会運動史研究者の塩田庄兵衛先生が先月亡くなられていたことを新聞で知りました。

大学・大学院で日本史を専攻したとはいえ、僕は近世史、塩田先生は近現代の労働運動史ということで、学生・院生時代は先生の著書の熱心な読者ではありませんでした。しかし、その後、小選挙区制導入反対などで先生が呼びかけ人となって学者・文化人のアピールを発表するときなどに実務的な仕事をお手伝いをさせていただき、先生のご自宅もお訪ねしたことがありました。先生からは「回りから実務作業はどうしているんだと聞かれるので、『最近、優秀な秘書ができた』と答えているんだ」とおっしゃっていただいたこともあります。

そんなおり、「僕がはじめて読んだ『共産党宣言』は角川文庫のもので、塩田庄兵衛訳でした」とお話したら、たいそう喜んでいただきました。機会があれば、ぜひその本にサインをいただこうと思っていたのですが、その後、ご病気になられお見舞いにうかがうこともかなわず、そのままになってしまったのが残念です。

塩田先生、安らかにお休みください。

東京都立大・立命館大名誉教授の塩田庄兵衛さん死去(朝日新聞)

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燃える格安高速バス 隔日運転で運行継続?

読売新聞のウェブサイトには、JRバス関東と西日本JRバスが運行している格安深夜高速バス「青春メガドリーム号」が、今月18日から運行を休止する、というニュースが流れている。

大阪?東京の格安バス、休止へ 学生の就活にも影響(読売新聞)

しかし、JRバス関東と西日本JRバスのサイトをみると、18日から運行休止ではなく、「隔日運行になる」という告知が出ている。はたして、どちらが本当なのだろうか?

4月18日以降の青春メガドリームの運行について | ジェイアールバス関東
青春メガドリーム号の運行について | 西日本ジェイアールバス

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読売新聞がどうしても報じたくない事実 憲法9条改正反対はやっぱり過半数

読売新聞が毎年行なっている憲法「改正」世論調査。

昨年の調査で、「憲法を改正する方がよい」42.5%にたいし「改正しない方がよい」43.1%と、改正反対が上回ったことに衝撃を受けた読売新聞ですが、今回の調査では、「改正する方がよい」が51.6%となり、「再び改正賛成の世論が多数を占めた」ことに安堵したのか、見出しでも「憲法改正『賛成』52%」の文字が躍っています。

しかし、調査結果を詳細に読むと、憲法9条については改正反対がやっぱり過半数を占めていることが明らかになっています。9条第1項と第2項に分けた質問で、それぞれ、「改正の必要がある」と答えたのは第1項17.7%、第2項42.0%なのにたいし、「改正する必要はない」は第1項77.5%、第2項50.9%となっています。 ((この結果に触れた読売新聞の解説は以下のとおり。1項、2項どちらについても「改正の必要はない」が過半数を超えているのだが、そのことへの具体的な言及はどこにもない。
 「9条では『戦争を放棄すること』を定めた1項を改正する必要があると思う人は18%(昨年13%)、『必要ない』は78%(同82%)となっている。
 一方、『戦力を持たないこと』などを定めた2項は、改正の必要が『ある』42%(同37%)、『ない』51%(同55%)だった。改正の必要があるとの答えは初めて4割を超え、自衛隊の憲法上の位置付けを明確にすべきだとの世論の広がりを反映したものとみられる。」))

憲法改正「賛成」51.6%、再び多数占める…読売世論調査(読売新聞)

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新宿御苑でお花見 (^^;)

御苑の桜はこんな感じ(2009年4月2日撮影)

今日は、職場の先輩、同僚みんなで新宿御苑でお花見をしました。といっても、昼休みにお弁当を食べてきただけですが。風が強くて、ブルーシートを敷いたらずっと座ってないと大変なことになってしまいそうなぐらいでしたが、それでも苑内のソメイヨシノはそろそろ満開という感じで、お花見気分を満喫してきました。(^_^)v

ちなみに、本日のお花見弁当はこんな↓感じでした。

これが本日のお花見弁当

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14歳の少女の目から描かれた‘あの時代’

リリィ、はちみつ色の秘密

本日は仕事帰りに、日比谷で映画「リリィ、はちみつ色の秘密」を見てきました。(今年2本目)

アメリカで公民権法が成立した1964年。法律はできたけれども、黒人差別はなくならない。そんな“時代”を、14歳の少女リリィの目から描いた作品です。

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またまた買ってしまいました… (^_^;)

クリュイタンス指揮/ラヴェル:バレエ音楽《ダフニスとクロエ》全曲クリュイタンス指揮/ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ他

実は先週、インバル×都響でラヴェルの「ダフニスとクロエ」全曲版の演奏会がありまして、なかなかの好演だったようです。小金井方面うろうろがなければ聴きに行っていたのですが…。(/_;)

ということで、ラヴェルのCDを2枚ばかり購入。1枚目がバレエ音楽《ダフニスとクロエ》全曲、2枚目は組曲《クープランの墓》、亡き王女のためのパヴァーヌ他を収録。どちらもアンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団による1962年の演奏です。

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今日のサクラ

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今日は、朝早く雨が降ったようで、空はどんより曇り空。

出勤途中に、駅前のサクラを撮影しましたが、色がきれいに出ません。携帯の写メでは、このあたりが限界です。(^_^;)