「日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク」(通称「全国かえるネット」)のブログに面白い記事が紹介されていました。
全国かえるネット: ちょこっとニュース…「共産党メディア露出で党員増加」
あの「産経新聞」にも、共産党の党員増加を紹介する記事がついに掲載されたというのです。それでも、党員増加をメディア露出の増加や「蟹工船」ブームのせいにしようという見出し。共産党嫌いの「産経」らしい苦労のあとがうかがえますが…。
共産党メディア露出で党員増加 「蟹工船」ブームが後押し – MSN産経ニュース
共産党メディア露出で党員増加 「蟹工船」ブームが後押し
[MSN産経ニュース 2009.5.4 21:47]
共産党の志位和夫委員長のメディアへの登場機会が急増している。プロレタリア文学を代表する小林多喜二の小説「蟹(かに)工船」ブームに乗って、新規入党者数が増え続けていることなどに各メディアが注目しているとみられ、4月には英BBC放送など海外のテレビ局の取材も相次いだ。入党を希望する若年層も増え、これまで体験したことのない「メディア効果」に、党関係者は驚いている。(原川貴郎)
志位氏がテレビ出演するのはこれまで、NHKの「日曜討論」など、各党党首が横並びで登場する番組などに限られていた。しかし、今年は4月までに海外を含め、テレビ番組の出演・取材が計11本、雑誌のインタビュー掲載は計8本に上った。
1月には日本テレビの情報番組「ラジかるッ」や、作家の村上龍氏がインタビュアーを務めるテレビ東京の「カンブリア宮殿」に登場するなど、「従来はお声がかからなかった番組」(党関係者)にも登場し、3月にはインターネットの動画サイト「ニコニコ動画」にも生出演。雑誌も「財界さっぽろ」「BOSS」に取り上げられるなど、登場メディアの幅が広がっている。
共産党は昨年から、メディアへの露出機会を増やす作戦を積極的に展開してきた。しかし、ほとんどはメディア側からの出演要請だといい、党関係者は「派遣切り問題などへの取り組みや、当面はルールある資本主義づくりを目指す党の主張が注目されているのだろう」と分析している。
最近は「テレビなどで共産党の主張を知り、入党を希望する若者が多い」(関係者)こともあってか、新規入党者数は4月だけで1200人に上り、対前月比で18カ月連続の増加となった。
海外メディアが日本共産党に注目した記事については、このBlogでもできるだけ紹介してきました。興味のある方はTag「日本共産党」で、ぜひご覧ください。