合体されてわずか8年… 麻生首相、厚労省の分割検討を指示

麻生首相が、厚生労働省が「肥大化している」として、分割の具体案を検討するように与謝野経財相に指示。

厚生労働省は、2000年、小渕内閣が「省庁再編」と称して厚生省と労働省を統合して誕生したもの(発足は2001年1月)。そのときから、国民生活に直接かかわる厚生行政と労働行政を1つの省に統合してしまうことに根強い批判があった。にもかかわらず、自民、公明は「省庁再編」を強行したのだ。

わずか9年前のこと。あのときの議論はいったいどうなったのか? それにほっかむりしたままでは誰も納得しない。

厚労省分割の検討を指示=与謝野経財相に?麻生首相 : 時事通信

厚労省分割の検討を指示=与謝野経財相に?麻生首相

[時事通信 2009/05/19-21:16]

 麻生太郎首相は19日の経済財政諮問会議で、与謝野馨財務・金融・経済財政相に対し、厚生労働省分割の具体案を検討するよう指示した。与謝野氏が会議後の記者会見で明らかにした。厚労省分割については、15日に首相官邸で開かれた「安心社会実現会議」で提案され、議論になっていた。
 与謝野経財相は、厚労省分割案に関し「河村建夫官房長官や甘利明行政改革担当相と相談し、早急に案をまとめたい」と語った。

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