昨日は、夕方からは都響のサントリー定期へ。コバケンこと小林研一郎氏の指揮で、スメタナの交響詩「わが祖国」を聴いてきました。もともと、小林氏は昨年10月の定期演奏会で都響を振る予定でしたが、文化会館が会場をダブルブッキングするという前代未聞のミスをしでかして、公演中止となったため、今回が仕切り直しの都響定期への登場となりました。
氏の指揮は、郷愁をさそうような安易な演奏スタイルに陥ることなく、太く、力強く、重厚な演奏。コバケン節健在といったところでしたが、それでいて、決してスメタナの思いをこめた雰囲気を決してそこなわないところはお見事。