日フィルの弦が華麗に響く? (T^T)ウルウル

日本フィルハーモニー交響楽団第186回サンデーコンサート

今日は「民族芸能を守る会」の茨木一子さんのお別れの会に参加したあと、池袋へまわって、当日券で日フィルのコンサートを聴いてきました。指揮はアレクサンドル・ラザレフ、ピアノは伊藤恵さん。

  • ウェーバー:歌劇《オイリアンテ》序曲
  • シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
  • ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68

それにしても、ラザレフが振ると日フィルの音がほんとに違って聞こえますねぇ。こんなに弦がきれいに響くなんて… (T^T)ウルウル

1曲目のウェーバーでもそうでしたが、後半のブラームスでも、彼の交響曲の魅力である中音部がきれいに響いてきて、本当に充実した演奏でした。座席(3階センター)の関係か、木管の音がやや聞こえにくいところもありましたが、ヴァイオリンが非常に透明度の高い、よく揃った音を鳴らせていました。このあたりが、ラザレフになってから日フィルの音が一番変わってきたところですね。第2楽章のヴァイオリン独奏もお見事でした。ホルンも安定感ある音をさせていました。

しかし、残念なのはお客さん。1曲目では、ヴァイオリン8人が亡霊のエピソードを演奏する、一番音が静かになったところで、携帯の着信音が鳴り響いていました。後半のブラームスでも、あちこちでバタバタとプログラムやチラシを落とす音がしたり、アメをむいているのか何をしているのか、いつまでもバリバリガサガサと音がし続けたり…。困ったもんです。

最後にアンコールで、同じブラームスのハンガリー舞曲第1番が演奏されるオマケつき。ラザレフさんは、(ややサービス過剰という感じもしないではありませんが)ほんとにノリノリでした。(^_^)v

【演奏会情報】
指揮:アレクサンドル・ラザレフ/ピアノ:伊藤恵/コンサートマスター:扇谷泰朋/ソロ・チェロ:菊地知也/会場:東京芸術劇場大ホール/開演:2009年6月14日 午後2時半

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