東京フィルハーモニー交響楽団 第775回サントリー定期シリーズ
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73
指揮:チョン・ミョンフン/コンサートマスター:三浦章広
サントリーホール/2009年7月24日 午後7時開演
今日は、サントリーホールで、チョン・ミョンフン×東フィルによるブラームス・チクルスの第1夜。交響曲第1番と第2番という重厚なプログラムでした。
チョン・ミョンフンの指揮は、これまた重厚長大の王道をいくもの。16-16-14-12-10の大編成をたっぷり響かせ、”本格派”のブラームスを聴かせていただきました。それにしても、チェロ12台、コントラバス10台というのはかなり壮観。弦の低音部はさすがにたっぷりと豊に響いてきます。
でも、重厚長大だからといって、決して鈍重ではなく、金管などもきらめかせつつ、どちらかと言えば華やかな仕上がりでした。
惜しむらくは、その管にやや艶がなかったこと。それから、音の出だしがややばらけた感じのするところが何カ所かあったこと。それから、これはまったく個人の好みですが、ティンパニにもう少し切れがほしかった、と思いました。
ということで、11月のチクルス第2夜(交響曲第3番、第4番)のチケットも予約して帰ってきました。(^^;)
諸般の都合で7月のコンサートはこれだけ。8月はお休み。ということで、次のコンサートは9月になりそうです。あ〜、しばらく欲求不満がたまりそう…。