就業人口は減り失業者は増え、その結果、失業率は低下した?!

9月の完全失業率が発表されましたが、それを報道したNHKニュース。

有効求人倍率 0.43倍に : NHKニュース

でも、「先月の就業者数は6295万人で、前の年の同じ月より98万人減る一方、完全失業者は363万人と92万人増えました」といったあと、「その結果」、失業率は下がりました…って、なにか変じゃないですか?!

完全失業率というのは、完全失業者数÷(就業人口+完全失業者数)なのだから、失業者が増えて、就業人口が減れば、失業率は高くなるはず。それが低くなったのだから、誰がどう考えても「その結果」ではつながらないはず。

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