本屋さんでたまたま見つけた物理にかんする新刊書2冊。左は、一昨年ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんが、高校の物理の先生たちを中心とした自主サークル(「東京物理サークル」)の合宿で素粒子論について語ったもの。右は、2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さんの自伝的な読み物。
これから真面目に勉強させていただきます。
1冊目の方は、数式が出てくるが「高校の物理・数学の教科書レベル」ということなので、私のような文科系人間でも読めるかと思って買い込んできましたが、益川さんが遠慮なくポンポンと量子力学的世界のイメージを展開されているので、う〜む、レベルが高い…。
2冊目の方は、「東京新聞」夕刊に連載されたもの(2009年1月6日?2月28日)をまとめたもの。こちらは、若者向けに書かれているので、僕でも読めます。(^_^;)
【書誌情報】
- 著者:益川敏英(ますかわ・としひで)、東京物理サークル/書名:益川さん、むじな沢で物理を語り合う?素粒子と対称性?/出版社:日本評論社/出版:2010年1月/定価:本体2000円+税/ISBN978-4-535-78546-5
- 著者:小柴昌俊(こしば・まさとし)/書名:ニュートリノの夢/出版社:岩波書店(岩波ジュニア新書646)/出版:2010年1月/定価:本体740円+税/ISBN978-4-00-500646-5