あれ以来、ショスタコーヴィチの交響曲第10番が耳を離れません。
ということで、新宿タワレコでCDを2枚買ってきました。左は、パーヴォ・ヤルヴィ指揮/シンシナティ交響楽団、2008年の録音。右は、カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の旧盤(1966年録音)。どちらも、第2楽章が4分ちょっとという快速運転。僕好みです。(^_^;)
正確にはパーヴォ・ヤルヴィのは、第2楽章が4分9秒、カラヤン旧盤は4分5秒。しかし聴いてみると、不思議なことに、パーヴォ・ヤルヴィの方が速く聞こえます。
ところで、カラヤン盤の解説(近藤憲一氏)によれば、カラヤンが指揮したショスタコーヴィチの交響曲は第10番だけとのこと(演奏は3種類あるそうです)。まあ、カラヤンの頃は、ショスタコーヴィチといえばソ連の「体制派」音楽家と見られていたからでしょうが、それなら、なぜ10番だけ繰り返し振ったのか、なにか思うところがあったのでしょうかねぇ?。