今週の「九条の会」(5月18日まで)

全国各地の草の根で活動する「九条の会」のニュースを、インターネットの海から拾い集めています。5月3日の憲法記念日をはさんで、いろいろな催しがおこなわれています。

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『歴史評論』6月号の論文が面白い

歴史科学協議会が発行する『歴史評論』6月号に、ジョン・ブリーン「『神国日本の復興』――21世紀における神道の動向」という論文が載っています。

神社本庁 ((お役所と紛らわしい名前を名乗っていますが、戦後、「国家神道」が否定されるなかで、設立された「包括宗教法人」、つまり民間宗教法人(教団)の一つです。すべての神社が神社本庁に加盟している訳ではなく、また、神社本庁以外にも神道の「包括宗教法人」が存在します。))は、1987年以来、「神宮大麻」(伊勢神宮のお札)を1000万体頒布するという運動に取り組んでいるそうですが、この論文は、その運動をとりあげたものです。

神社本庁が「神宮大麻」の頒布運動をやっていたということ自体、僕は、この論文を読んで初めて知りましたが、この論文が興味深いのは、頒布運動の抱える「様々な問題」や「神職の反感」を取り上げて検討を加えているところです。

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NPT合意文書草案 2011年までに核保有国に廃絶に向けた協議開始を求める

国連で開かれているNPT再検討会議で、核保有国が核廃絶に向けた交渉を2011年までに開始し、2014年までにロードマップを作成するとした合意文書の原案が作成されました。

今週からの協議でどうなっていくかまだ分かりませんが、期限をきって核保有国に核兵器廃絶にむけた協議の開始を求める決議は、国際政治の舞台で初めての画期的な出来事ではないでしょうか。成果のある結論を期待します。

NPT会議 核廃絶へ日程提示:NHKニュース
核廃絶へ26の行動計画、NPTが議長報告案:読売新聞
NPT合意文書素案の要旨:共同通信

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富山・朝日町長選で共産党町議が初当選

富山県朝日町の町長選で、日本共産党町議の脇四計夫さんが「朝日町を明るくする会」から無所属で立候補し、みごと初当選しました。相手は、7選をめざした現職町長。おめでとうございま?す (^_^)V

朝日町は、太平洋戦争末期に起こされた治安維持法事件「横浜事件」の“舞台“となった町 ((細川嘉六氏や雑誌『改造』の編集者らが、富山県泊町(現在・朝日町)の旅館「紋左」に宿泊した写真が、共産党再建の謀議をおこなった証拠とされた。))です。

朝日町長選 脇氏が初当選:KNB NEWS
富山県朝日町に共産系の町長誕生 現職の7選阻む:朝日新聞

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