今夜は東京フィルハーモニーの定期演奏会でサントリーホールへ。スペイン出身のヘスス・ロペス=コボスの指揮で、スペイン特集のプログラムです。
- トゥリーナ:交響詩「幻想舞曲集」 op.22
- ロドリーゴ:ある紳士のための幻想曲
- ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」
2曲目ロドリーゴのギターは荘村清志氏。
ロドリーゴは「アランフェス協奏曲」の方が有名ですが、こちらもスペイン情緒たっぷりで、技巧的にも堪能できる作品でした。アンコールは「アルハンブラ」。オイラも昔、ギターに挑戦しましたが、「禁じられた遊び」はなんとか弾けたものの、「アルハンブラ」は挫折…。やっぱり荘村さんは上手いですねぇ。(*^_^*)
3曲目は、プログラムに、バレエ「三角帽子」のストーリーの紹介もあり、さらに音楽的な詳しい解説もあって、人妻に横恋慕する悪代官が懲らしめられるユーモラスな作品を楽しむことができました。ちなみに、解説は「名曲探偵アマデウス」でおなじみの野本由紀夫氏。
ソプラノの山本真由美さんは、短い歌だけでしたが、なかなか存在感があってよかったです。とくに、「粉屋の踊り」の最後の「カッコウ! カッコウ! カッコウ!」のところが印象的でした。
【演奏会情報】 東京フィルハーモニー交響楽団第791回サントリー定期演奏会
指揮:ヘスス・ロペス=コボス/ギター:荘村清志/ソプラノ:山本真由美/コンサートマスター:荒井英治/会場:サントリーホール/開演:2010年9月17日 午後7時?