ドイツの有名な週刊誌「シュピーゲル」が、そのサイトに、14日付で「気象リスク:風が東京に放射性の雲を運ぶ」という記事を掲載しています。
Risiko Wetter: Wind bläst radioaktive Wolke nach Tokio – SPIEGEL ONLINE – Nachrichten – Wissenschaft
オイラのつたないドイツ語力で読んでみると、まずリード。
東京は今日までのところ原子力事故によって広範囲な被害は受けていない。しかし、いまは事態が変わるかもしれない。風が北東に変わり、気象学者は、風が放射能を福島原発から火曜日(15日)には巨大都市に運ぶと信じている。放射線による影響はどれぐらい高くなるだろうか?
ということで、オーストリアのウィーン気象・地球力学中央研究所(ZAMG)のモデル計算として、次のような図↓を掲載しています。これは、12日の時点でおこなわれたシュミレーションの結果のようですが、実際、今日、神奈川県などで放射線が検出されているわけですから、まさにこういう事態が起こっているのではないでしょうか。
で、シュピーゲル誌のサイトでは、この↑図をクリックすると、排出された放射性物質がどのように運ばれていくか、3月12日からシミュレーションした動画をみることができます↓。
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