全国は1つ 震災の影響さまざまに

大震災の影響で、パンや牛乳・ヨーグルトがスーパーからなくなったり、納豆が品薄になったりしていますが、ちょっと意外なのが、印刷用のインキや用紙が供給不足になっていること。さらに、JR西日本が、電車の部品が確保できないということで、間引き運転を始めたとか。さらに、テレビの業務用テープも、シェア7割の工場が停止して、一気に品不足になっているそうです。

東京は、電力だけでなく、いろんなもので実は東北地方にお世話になっていたんですねぇ。

丸善石油化学、印刷用インキ原料の工場再開に最低1年:日本経済新聞
雑誌や本の発行ピンチ インクも「紙」も品不足:J-CASTニュース
震災で部品不足 運転本数削減:NHKニュース
【東日本大震災】テープがない! テレビ業界悲鳴「シェア7割」のソニー工場被災:MSN産経ニュース
【東日本大震災】住宅資材不足深刻化 震災・物流寸断・計画停電も追い打ち:MSN産経ニュース

しかし、震災の影響は、実はこれからなのかも知れません。

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がんばれ 仙台フィル!!

被災地仙台で早くも「復興コンサート」に取り組んでいる仙台フィルが、被災者に直接音楽を届け、復興に生かすための「音楽の力による復興センター」を立ち上げました。がんばってください、応援します。

「音楽の力による復興センター」事業にご協力を:仙台フィルハーモニー管弦楽団

仙台フィル自身も、21日には東京でコンサートを開くそうです。

仙台フィルが演奏会 18日、金沢で:北國新聞
【東日本大震災】被災地のオーケストラと在京音楽家が21日に支援演奏会:MSN産経ニュース

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「ただちに健康に影響はない」と言ってきたが…

福島第1原子力発電所周辺の累積線量結果※1日現在、単位はミリシーベルト(「毎日新聞」2011年4月2日付)

福島第1原子力発電所周辺の累積線量結果(「毎日新聞」2日付)

文部科学省の計測で、福島県浪江町や飯舘村の計測地点で積算放射線量が人工被曝年間限度の1ミリシーベルトを上回っていることが判明。もちろんこれらは計測地点での数値であって、特異的に放射線量が多いのかも知れないが、しかし、全体としては、原子力安全委員会が予測したように北西方向に放射線の高い地帯が広がっていることはまちがいない。

福島市は、まだ1ミリシーベルトを超えていないが、170時間の積算で0.244ミリシーベルト。もしこのままの状態が続けば、あと3週間ほどで1ミリシーベルトの限度を超えるだろう。残念ながら、これが、「ただちに健康に影響はない」と言い続けてきたことの結果である。

そうなるまえに事態が終息することを願うが、事態がここまで立ち至ると、本当にこれが「健康に影響のない」水準なのかどうか、責任ある機関が責任ある評価を明らかにすることが必要だろう。

放射性物質:累積放射線量 浪江町などで年間限度超える:毎日新聞

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