読み終わりました 『オセロー』 投稿日時: 2011-05-23 投稿者: GAKU 返信 松岡和子訳『オセロー』(ちくま文庫) 松岡和子さんの翻訳によるシェイクスピアの『オセロー』。 去年、二期会のオペラで見たときは、オセローがなんであんなにあっさりとイアゴーの嘘を信じてしまうのか、とあきれてしまいましたが、あらためてシェイクスピアの原作を読んでみると、オセローがまんまとだまされてしまうという筋書きはその通りだけれど、「ムーア人」にたいする差別の問題や、女性の描き方、それに松岡さんが解説で指摘されているような、デズデモーナとオセローの「年の差」の問題などなど、いろいろ奥が深いなぁ〜と感心させられました。 続きを読む →