昨日のニュースになりますが、原子力安全委員会の班目委員長が、東京電力の福島原発事故に関連して「第2、第3の防護手段がないといけない」と述べて、「まさに人災だ」と発言したそうです。
しかし、その「第2、第3の防護手段」ができているのかどうかを審査し、点検するのが、あなたの仕事だったのでは? それをやらずに「人災」だといわれても困ります。
それとも、これは、あなたのような人が原子力安全委員会の責任者をやっていても大丈夫なように、第2、第3の安全委員会をつくっておけという意味なのでしょうか? その第2、第3の安全委員会には、第2、第3の斑目さんのような委員長がいて……。考えるだけで、むなしくなってしまいます。
原発事故「まさに人災」安全対策に不備…班目氏
[2011年6月9日22時24分 読売新聞]
内閣府原子力安全委員会の班目春樹委員長は9日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第一原子力発電所事故について、「まさに人災だ」と述べ、国や東電の安全対策に不備があったとの認識を示した。
理由として、「津波が想定を超えたからといって、第2、第3の防護手段がないといけない。そういう手段を講じていなかった」と指摘した。一方で、事故後の対応については、「現場は最大限のことをしている。人災うんぬんと口にするつもりはない」と語った。
「現場」については、事故後12日間国民の前に姿を見せなかったあなたに「うんぬん」する資格がないことは、言うまでもありません。